『図解クラシック音楽大事典』 吉松隆
2004年 12月 26日
最初のうちは良かったのだ、ト音記号書いてドレミファソラシド、ここまではわかる。
四分音符と八分音符、ここまでも何とか。
ところが♯(シャープ)やら♭(フラット)が付いたり、付点四分音符だ、三連符だ、とくるとチンプンカンプン。
実技の方も、歌を歌ったり、ハーモニカ吹いたり、リコーダー・・・までは何とかなる(?)けど、合奏やりましょう!となるともうお手上げ。パート譜なんか渡されたって、どこをどう見てどういう音を出せばいいのか、さっぱりワカラン。
ということで音楽には非常にコンプレックス持ってるんである。
そこでこの本!
これは作曲家(交響曲の)吉松隆が、自作のイラストを交えて初心者向けにわかりやすく音楽を解説した本。
吉松隆センセイに関しては、リメイク版『鉄腕アトム』を担当してたなぁ、くらいの知識しかないのだが(室内楽作品なら何曲か聴いたことがあるけど)、「ネコでもわかるクラシック完全図解」というタイトルでの出版が企画されていたこともあって、大変読みやすい。
オーケストラの編成がどうなっている、木管楽器ってナニ?、コンサートの舞台裏・楽屋はどーなってる?ナドナド、ふんふんなるほど~と読めるのだけれど、ところが楽譜の話が出てくると途端にブレーキが・・・。
これだけ初心者向けの本でもダメってことは、小学校の音楽の教科書をひっくり返してもやっぱりダメかにゃ???