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【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

『スター・ウォーズ/聖地の罠』<ハン・ソロ3部作>1 A・C・クリスピン

e0033570_14461176.jpg密輸業者ギャリス・シュライクに拾われ、スリ、盗み、詐欺などあらゆる悪事を仕込まれ片棒かつぎをさせられていた孤児のハン・ソロは、19歳のときに自由を求めてシュライクの元を逃れた。ようやく辿り着いた宗教植民惑星イリーシアで、ハンは首尾よくパイロットの職にありつくことが出来たが、そこは宗教的聖地という表向きの顔の裏で、巡礼に歓喜を与えると称してその実、人々を奴隷化していたのだった。知り合ったコレリア人の若い女性巡礼者ブリア・サレンと共に、ハンは決死の脱出を試みる。

『エピソード4』以前のハン・ソロの活躍を描く3部作の一作目で、合間合間で幼い頃の回想を盛り込みながら、非道な密輸業者の手を逃れたハンが、冒険とロマンスの紆余曲折の末に、念願だった帝国アカデミーに入学を認められるところまでを描いている。

『エピソード4』のほぼ10年前ということは時期的には、『エピソード3』と『4」の丁度中間あたり(ハンは『エピソード4』の頃のルークとほぼ同年輩ということになる)。この作品が発表されたのは『エピソード1』製作がスタートした1997年なので、<新三部作>全体の構想はまだ固まっていない時期のはず。その辺りを描くにはちょっと微妙なタイミングでもある。

結果的にこれといって大きな矛盾点はないが、実は『エピソード3』の初期稿では幼少期のハン・ソロ(9歳、ということは『エピソード1』のアナキンと同年輩。登場していたら誰が演じていたんだろうか?)が登場するという構想もあったので、そうなるとこの作品は成立しなくなっていたところだった。
by odin2099 | 2005-08-16 21:42 | | Trackback | Comments(0)
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