『出張サマーフェスタ@しんゆり! 東京交響楽団 華麗なるバレエ音楽の祭典』
2024年 08月 04日
わざわざ別会場でやらんでも、という気はするが、そこはきっと色々な”大人の事情”とやらがあるんだろーなー、うん。
プログラムは前半が
グリーグ:『ペール・ギュント』第1組曲 op. 46 から 朝、山の魔王の宮殿
グリーグ:ピアノ協奏曲 イ短調 op. 16
後半が
チャイコフスキー:バレエ音楽『眠りの森の美女』組曲 op. 66a から 序奏~リラの精、パノラマ、ワルツ
チャイコフスキー:バレエ音楽『くるみ割り人形』組曲 op. 71a から マーチ、葦笛の踊り、花のワルツ
チャイコフスキー:バレエ音楽『白鳥の湖』組曲 op. 20a から 情景、四羽の白鳥の踊り、パ・ダクシオン、チャールダーシュ
指揮は秋山和慶、ピアノは田久保萌夏、そして演奏は東京交響楽団。
で、演奏曲目なのだが、見事に知ってる曲しかない!
それも美味しいところが選り取り見取り。
前菜で協奏曲があり、メインディッシュでシンフォニーが出る、というコンサートの構成もいいけれど、例えて言えば今回のは好きなものをちょこちょこ摘まむバイキング形式といったところかな。
一番長いグリーグの「ピアノ協奏曲」にしたって30分程度だし、他の曲はみな10分前後だから飽きがこない。
アンコール含めて前半はグリーグ、後半はチャイコフスキーで統一されてるのも良い。
元々このフェスタは、安価で短時間の演奏を楽しんでもらおうということで始まった企画だったように記憶してるので、こういう良いとこ取りのコンサートはじゃんじゃんやって欲しいもんである。