『未来少年コナン』

テレビシリーズを全部見た後で、初めて見る劇場版。
うーん、テレビ版知らない時はそれなりに面白く見てたけど、見ちゃった後ではトンデモな一本だよなあ。

テレビを順繰りに繋いで短く刈り込んでという従来の総集編映画とは違い、一旦バラして物語を再構成したり、音楽を全面的に差し替えるなどお色直しを施したりという手間暇かけたことは認めても良いけれど、肝心のテレビ版のスタッフを全面シャットアウトというのは失礼な話。
しかもつまりは「お話勝手に変えやがって」ってことだし。

ストーリーの改変か改悪かは置いといて、２時間の映画としてまとめるためには変更も已む無しというのは、頭では理解出来ても許せないという人も少なくないだろうし、こんなの『コナン』じゃないやという拒否反応も強いんだろうなあ。
全話見た後も、結局『未来少年コナン』という作品にノレなかった自分としてはそこまで文句を言う気はないけれど、当時のファンの心境は察するにあまりある。

ちなみにこの作品、プロデューサーとして高校時代の友人の御父上の名前がクレジットされておる。
だからなんだ？！って話ではあるが。

＜過去記事＞
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