『義妹生活』＃８

第８話「返事とホットミルク」

8月24日、沙季が根を詰めすぎているのではと気遣う悠太に、亜季子は強引にでもいいから息抜きをさせてあげてほしいと相談する。
その夜、再びプールへ誘う悠太。
沙季に、休むことも必要と諭すが、沙季は言葉を返すこともなく、リビングを後にする。
翌日、悠太は寝不足の沙季と、改めてすり合わせを行う。
悠太から差し出される温かい食事。
それを二人で囲みながら、沙季はゆっくりと、昨夜の誘いへの返事を口にする。

真綾からのプールの誘い。
根を詰めている沙季を心配する悠太は、半ば強引に連れ出そうとするが、遊んでる余裕なんてないという沙季は頑なにこれを拒む。
沙季は悠太の提案を「余計なお節介」だと一蹴することも出来たはずなのだが、しない。
それは「家族だから」後々気まずくなるということ以上に、「悠太だから」という面が大きいのだろう。
こういった気持ちの流れ、丁寧に描写してくれるのは嬉しい。

今回新たな登場人物として藤波夏帆が登場。
今のところ原作でも沙季と直接絡むことはないものの、悠太には大きな影響を与える人物で、間接的には紗季にも大きな変化をもたらすことになる。

もう一人、栞の通う大学の准教授である工藤英葉、彼女はもっと直接的に悠太と紗季を動かす人物となるのだが……今回は出番は割愛。
残り話数を考えるとシーズン２からの登場、ということも考えられるか。
シーズン２があれば、だが。