『フォールガイ』（2024）

大ケガを負い、一線を退いていたスタントマン＝コルト。
愛する元カノの初監督作で久々に現場復帰するが、主演が突如失踪してしまう！
行方不明のスターの謎を追ううちに、コルトは危険な陰謀に巻き込まれることに…
彼は己のスタントスキルで、この危機を突破できるのか!?

以上ストーリーは公式サイトから。
監督はデヴィッド・リーチ、出演はライアン・ゴズリング、エミリー・ブラント、アーロン・テイラー＝ジョンソン、ハンナ・ワディンガム、テリーサ・パーマー、ステファニー・スー、ウィンストン・デューク。
テレビドラマ『俺たち賞金稼ぎ!!フォール・ガイ』のリメイクとのこと。

個人的にはライアン・ゴズリングにはアクション物に出たり、ハイテンションな役柄を演じるようなイメージはなかったのだけれど、これはなかなか面白い。
いくらスタントマンとはいえ、タフガイを通り越してもう不死身だろう？とか、大スターもプロデューサーもクズ過ぎるとか、元カノ監督も未練タラタラで公私混同過ぎるとか、色々言いたいことはあるけれども、最後は悪い奴は報いを受け、恋人同士は晴れて結ばれてハッピーエンド！なのはゴキゲンな気分にさせてくれる。
そして実際のスタントマンたちの勇姿を見せてくれる、エンドクレジットのメイキングシーンも良い。

リー・メジャースとヘザー・トーマスがカメオ出演しているが、二人はドラマ版のキャスト。
またジェイソン・モモアが、クビになったスターの代わりに抜擢されたスター役でこれまたカメオ出演。
こういう大物がさりげなく出てくれるのはいいね（事前に知ってはいたけどさ）。
吹替も安元洋貴だし。

そういえばメイクや衣装のせいもあるんだろうけど、ライアン・ゴズリングとアーロン・テイラー＝ジョンソンが意外に似てたのは驚き。
アーロン・テイラー＝ジョンソンのスタント役がライアン・ゴズリングというのは、案外説得力があったかも。
それに吹替も内田夕夜に津田健次郎だったので、雰囲気ちょっと近かった。