『義妹生活』#10
2024年 09月 06日
9月3日。亜季子の出番が増え、亜季子と紗季の関係性が少しずつ浮き彫りに。
沙季と悠太に三者面談の日程が近づく。
学校では兄妹であることを隠していた二人。
亜季子が二人の母だと知られれば、関係が周囲に露呈する
──亜季子はそれぞれ違う日に二人の三者面談を設定しようと提案するが、二人は亜季子に負担をかけないよう、2件の面談を同じ日にまとめることに決める。
そんな悠太の亜季子への気遣いに、彼を“義兄”として扱うことを決めたはずの沙季の心は揺れてしまう。
そして沙季の前には新庄圭介、悠太の前には藤波夏帆という新たな人物が登場。
恋敵だったり、逆に二人の恋を後押しするような単純な存在ではないのも面白い。
これから先、この二人がいなかったら悠太と紗季の仲は、なかなか進展しなかったであろうから。
それどころか最終回のラストシーンも見ているのだが、やはりこの作品、推せる。
シーズン2の予定は今のところないようだが、作品の反響は上々のようだし、何より最終回のラストが「プロローグの終わり、これから本当の物語が始まる」という終わり方なだけに、続きが見られることを信じている。
トークショーではサプライズで登壇した上野壮大監督が、最後の挨拶で涙ぐんでいたことが印象的だった。
また浅村悠太役・天﨑滉平と綾瀬沙季役・中島由貴の二人が、良くも悪くもキャラクターのイメージとは真逆なのもかえって好感が持てる。
それにしても中島由貴、可愛らしかったなあ。