『義妹生活』＃１１

第11話「兄と妹」

9月25日。
三者面談当日、放課後時間を潰していた悠太は真綾に声を掛けられ、「沙季に好意を抱いているのでは」と問われる。
同じ日、沙季は亜季子との三者面談に臨む。
担任から、名門の月ノ宮女子大への進学を提案された沙季は、翌日、月ノ宮のオープンキャンパスに参加することに。
沙季はそこで出会った准教授・工藤に悩みがあることを見抜かれ、工藤の研究室へと誘われる。

最終回目前にして、現在までのところ最大のキーキャラクター（トラブルメーカー？）の工藤英葉が登場。
しかしこの話を見ただけだと、彼女が何者で今後どうやって存在感を高めるのかがわからないだろうな。
また原作における彼女は物凄く”濃い”キャラクターなのだが、そこが若干薄められてしまっているのは残念。
だがシーズン２実現の暁には、紗季だけでなく悠太にも大きな影響を与えることになるので、押さえておくべき人物の一人だ。

薄まったといえば、新庄圭介もそう。
真綾主宰のプールイベントの際から登場したイケメンで、正面から紗季へ告白するなど悠太にとっての明確な”恋敵”キャラなのだが、モブ並みの扱いなのはお気の毒。
彼もシーズン２以降に出てくるとしたなら、紗季に未練を残しつつも悠太と友人関係を結ぶというかなり重要な存在になるはず（もっとも何故か悠太は、新庄が紗季に好意を抱いていることは知りつつも、”恋敵”としては認識してない節があるのだが）。

いよいよ次回が最終回。
原作でいえば第４巻の内容までが描かれる。
ああ、ロスが怖いなあ。
もっとも来月には12巻が発売されるし、YouTube版もまだ続くようなので完全なロスには陥らないで済みそうだが。