『アレキサンダー』(2004)
2005年 07月 28日

2種類あるうち、迷わず<Premium Edition>を選択。
まぁ3時間近い長尺なのでパラパラと見た程度ですが、注目なのは日本語吹替版。

結論はいずれじっくりと鑑賞するまで保留ですけれど。
もう一枚、『ゴジラ/FINAL WARS』のDVDも購入。
こちらも<通常版>ではなく<スペシャル・エディション>です。
今夏はシリーズ全作を順番にDVDでおさらいするつもりだったんですが、これはちょいと延期になりそう。
× × × × ×
以下、「しねま宝島」より転載
老いたプトレマイオスが語るアレクサンドロス大王の一代記。
沢山出てくる人物関係がわかりづらいし、東征で出てくる土地の位置関係や距離感も掴みづらいし、途中で時系列はいじくるし、ということで173分は随分長いぞ、の超大作。
もう少し切り詰めてくれた方が良かったよなぁ。殊に再三同性愛について言及するシーンがあるのに、結局上手く活かしてるとも思えないので、その辺バッサリと切ってくれればもっと見やすくなったのに(逆にそこらへんに期待している人もいるだろうけど、大したことありません)。
その割りに面白くなりそうな場面を、プトレマイオスのナレーションであっさり処理しちゃうあたりが何とも。
それに「彼は愛されていた」とか「彼はもはや愛されていなかった」というナレーションが入るんだけど、これがちっとも愛されてたように見えないのはどうかと思う。
もっともこれが、最後のどんでん返しに繋がる皮肉混じりの伏線だとしたら見事なんだが…それは考えすぎだろうな、やっぱり。
またこれだけコスチューム・プレイ物が作られた後だと、後発作品はどうしても損だ。
色々新しいことをやっていても、どっかで見たなぁという気になってしまう。
特に、時代は違うとはいえ同じギリシャを舞台にした『トロイ』にはデジャ・ヴが。
そもそもアレクサンドロス大王は『イーリアス』が愛読書、好きな英雄はアキレスというだけあって、劇中でも何度か”トロイヤ戦争”、”パトロクロス”、それに”アキレス”の名前が出てくるが、そうするとどうしてもブラット・ピットの顔が浮かんでしまうんだよね。
まぁ公開順が逆じゃなかったことが、かえって良かったのかもしれないけれども。
で、全体的には冗漫な印象が強いこの作品の、一番の見所はアンジェリーナ・ジョリーだろう。
主人公はアレクサンドロス大王だけれども、物語の最初から最後まで色濃い影を残しているのは、その母親オリンピアス。
アンジェリーナ・ジョリーは正にこのキャラクターにピッタリで、真の主役は私よ、と言わんばかりで貫禄充分。
それに父であるフィリッポス二世を演じたヴァル・キルマーも、かつての二枚目ぶりはどこへやらの怪演を見せてくれるのが楽しい。
コリン・ファレルは…まあいいや。
そういやこの作品、本来なら競作になるはずで、バズ・ラーマンが準備していたのはレオナルド・ディカプリオの主演でニコール・キッドマンが共演。
なんとなくこちらの方が品がありそうだけど、スピード競争に負けて立ち消え。
かと思いきや、このストーン監督版がラジー賞6部門ノミネートの健闘振り(?)を見せたので企画が再浮上とか。
まぁ期待せずに待ちましょう(っつーか、元々は4作品も企画が挙がってたんだよね、メル・ギブソンがプロデュースするTV版も含めて。
ディカプリオは最初、もう一本のマーティン・スコセッシ版への出演を決めていたのが心変わりし、結局スコセッシ版はラーマン版に吸収されちゃったという経緯があるから、まだまだスンナリいくとは思えない…)。

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この映画、長尺好きのカゴメでも、流石に長く感じたです。
コリン・ファレルも、ちとアレキサンダーには軽かったかなぁぁ…。
私の記事、TBエコーさせてくらさいませ。

やっぱり長いですよね(苦笑)。
それと、個人的にはアレキサンダー演じるには
コリン・ファレルは年食いすぎかと。
もっと若い役者さん、いなかったですかねぇ。
それで徹底的にプトレマイオスを語り部にしておけば、流れもスムーズだったのに。

こんばんは。
いつもお世話になっております。
コリン・ファレル=森川智之というのは何本かあるようですね。
でも最近森川さん、大作の吹替やりすぎ!(爆)
そうは言っても、『アイランド』のユアン・マグレガーは演って欲しかったなぁ、と思ったりもします。
で、コリン・ファレル、他には堀内賢雄、村治学、楠大典、内田直哉といった方々がアテていらっしゃるようですが、
う~ん、自分のイメージとはイマイチ違うかなぁ。
こちらこそいつもお世話になっております!
確かにそうですね~っ。 この間放送していた「キューティ・ブロンド」
や、「ビッグ・フィッシュ」、「スター・ウォーズ」、「マトリックス」...etc
多っ!! ユアン・マグレガーも最近 森川さんのイメージが
ついてきたので「アイランド」もやって欲しかったですね。
堀内さんはまずなんかちょっと違うような気がします。
堀内さんといえばチャーリー・シーンやブレイダン・フレーザー?とかが
印象的ですし。 何より良いのが「フルハウス」のジェーシーかと。
主に彼は30代後半以降の役者さんの吹き替えが
あっているのではないかと個人的に思っています。
TV放映の際には、森川さんで再録して欲しいと思います。
ブレンダン・フレイザーも森川さん多いんじゃなかったっけな?
堀内さんだと、『マイノリティ・リポート』を見て、トム・クルーズに意外にハマってるなぁと思いました。
個人的にはトムクルに決定打がないな、と思っていたんですが、堀内さんはイイ線行ってるかも?
聞きなれているというのもありますが、彼のほうが
マッチしていると思います。
おそらく「ハムナプトラ」でしかブレイダンの映画を
見ていないというのが大きいのかもしれません。確か
テレビで「ハムナプトラ」が放送された時が堀内さんによる
吹き替えだったかと。
シュワちゃんと言えば玄田さんというイメージが強いですが
同じ俳優さんでも映画のジャンルによってその
吹き替えのイメージがいろいろとあるような気がします。

森川版『アイランド』が実現すると嬉しいなぁ。
そういえばTV放映版の『ハムナプトラ』は堀内さんでしたっけ。
多分どっかに録画したビデオが転がってるはずなので(苦笑)、
今度聴き比べをしてみようと思います。
『ルーニー・テューンズ』なんかのブレンダンは森川さんなんですよね。
森川版が実現するといいですねw
そうです! 堀内さんでした。 私も聞き比べてみたいです。
なるほどぉ~。 森川さんがブレイダンが演じているとは!
堀内さんといえば今月末いよいよ「マイノリティ・リポート」ですね☆
DVDには仮面ライダー龍騎の須賀貴匡ヴァージョンも収録されてますけれど、そっちじゃなくて良かった・・・(苦笑)。
上のほうにもコメントしましたけど、個人的には堀内=クルーズはOKです。ただ、どうせなら別の人の吹替も見て(聴いて)みたかったりもして・・・?