『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん』アニメ#11
2024年 09月 22日
校内放送で有希に後れを取ったアーリャは、終業式での生徒会役員あいさつに向けて練習をし始める。ネットでの反応を見ると、どうも生徒会会長選挙絡みの展開はあまり評判が良くないようで…。
終業式という全校生徒が集まる場で行われる生徒会役員あいさつは、実質的に生徒会長選挙の立候補者演説と同義。
緊張が止まらないアーリャに、政近はある秘策を授ける。
そして終業式が始まり、生徒会役員あいさつがスタート。
有希と綾乃が堂々としたスピーチをこなした後、遂にアーリャが演台へと上がって……。
もっとアーリャや有希、マーシャたち可愛い女の子と政近がワチャワチャしてる、単純なラブコメが見たいんですね。
出会いはアニメとはいえ、一気に原作小説全巻読破した”原作ガチ勢”(はて?)としては、選挙に向けて政近があの手この手を繰り出し、対する有希が権謀術数を巡らし、そして徐々にアーリャにとって”仲間”と呼べそうな人物が集まり出し、「孤高のお姫様」から抜け出していく様が面白いと思っているのだけれども、どうもそうではないらしい。
ただ、そんな”原作ガチ勢”(なのか?)からしても、実際に放送されたアニメを見ると不満というか、物足りなさは大いに感じるところ。まず原作にあるシーン、シチュエーション、台詞が中途半端に省略もしくはアレンジされていることで、生徒会長選挙の背景やその意義、価値が伝わりにくくなっているので、なんで皆がそんなに固執・執着するのかがわからないということ。
それに政近の行動原理や動機、モチベーションについても同様だ。
尺の都合とはいえ、もうちょっと何とかならなかったもんかなあ。
今回の12話にしても、一番期待していた政近の演説シーン、その凄さが全然見えてこない。
なんで沙也加と乃々亜を引っ張り出したのか。
それがどのくらいインパクトを与えたのか。
アニメを見てるだけじゃ、「トラブルメーカー加えちゃって、アーリャ大丈夫なの?」としか思えない。
そうはいってもこのアニメ版、ぶっちゃけ原作挿絵やコミカライズ版以上に女の子たちが可愛く描かれているし、なんといっても周防有希が魅力的に描かれているしで、諸手を上げて全肯定!とまではいかないけれど、この3か月間十分に楽しませてもらったのは確か。
無事にシーズン2の製作も決まったことだし、楽しみに待っていようっと。
シーズン1は原作の3巻までがアニメ化されたので、シーズン2は4~6巻?
となると生徒会の夏合宿の話に、学園祭の大騒動がメインになるのかな。
政近の初恋の少女が誰なのかも明らかになるし、桐生院菫に桐生院雄翔といったクセのあるキャラも出てくるし、沙也加と乃々亜の出番も増える(はず)だし、政近と有希の関係も相変わらずドタバタするし…。
ただ問題なのはアーリャの存在感の無さだよなあ。
小説だとアーリャ視点のパートがあるし、モノローグも多いからそんなに気にならないけれど、アニメだと初登場シーンこそ「無敵の最強美少女」という感じだったものの、後は他の個性的キャラたちの中に埋没しちゃった印象が。
生徒会絡みのエピソードも、結局はすべて政近のお陰で無事に済んでるようなものだし。
そのあたり、どうするのかなあ。





