『大怪獣ガメラ』(1965)
2006年 04月 26日


大映が放った、大怪獣ガメラ・シリーズの記念すべき第一作目がこの『大怪獣ガメラ』です。東宝出身の大怪獣で、1954年にデビューして以来、超人気スターであり続ける先輩ゴジラに続けとばかりに、10年以上の歳月も遅れてデビューしたのが大映の大亀スター、ガメラです。監督には湯浅憲明監督が起用されました。出演には船越英二、左卜全らが顔を出しています。卜前さんは相変わらず、良い味を出しています。... more

ガメラの動きはゆったりし過ぎな気もします。
あれが味があって良い、という人もいるんでしょうが、自分はイライラしてきます(苦笑)。
その点”平成ガメラ”は好きなんですがね。
”平成ガメラ”はスッパリと最初のガメラを切り捨ててしまったのが勝因だと思っています。
ゴジラは結局何度復活しようと第一作を否定した作品は作られていません。
その呪縛から解き放たれた時に、新たな光が見えてくると思います。

監督も当時、苦労されたようですねぇ、、、笑いながら、語っておられましたが、やっぱりあたしは、昭和ガメラは、いまいちです、、、
あと、あたしが飼っていた緑ガメは、ひっくり返しても、自力で元に戻りました、、、
こちらこそどーも!
やはりゴジラの二番煎じですから、ガメラの評価は低いですねぇ。
そのイカモノっぽさ、B級っぽさ、イモっぽさが良いんだ!と力説される方も多いですけど(苦笑)。
ガメラの独自性が出てくるのは、この後の3作目くらいからでしょうか。
平成ガメラは僕も大好きですが、昭和ガメラの延長線で見ると違和感アリアリですね。
最新版は、その中間を行って「良いとこ取り」を目論んだのかも知れませんが、逆に中途半端になってしまった気も・・・。