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『宇宙戦艦ヤマト放送50周年記念上映会』

『宇宙戦艦ヤマト放送50周年記念上映会』_e0033570_20292038.jpg10月6日はTVで『宇宙戦艦ヤマト』の放送が始まって丁度50年。
しかも当時と同じ日曜日という巡り合わせなので、放送が始まった19時30分から『宇宙戦艦ヤマト』の第1話を皆で見ましょう!
という企画にも参加してきました。
正に「今日は一日”宇宙戦艦ヤマト”三昧」と、某国営FM局の特番みたいな日になりました。
といってもメイン会場には行かず(行けず)、ライブビューイング会場での参加でしたが。

第1話をでっかいスクリーンで堪能した後は、幻の8mmフィルム版『宇宙戦艦ヤマト』全3部作(第1部「さらば地球よ」、第2部「神よ、ガミラスのために泣け」、第3部「愛に生き 愛に死す」、構成:西崎義展・藤川桂介、演出:石黒昇・棚橋一徳、新録ナレーションは広川太一郎!)を一挙上映!
これ、存在だけは知っていたのだけれど、見るのは初めて。
なんでも未開封の新品が見つかったので、それをテレシネにして上映にこぎつけたという代物らしい。

第1部は冥王星の会戦からヤマトの発進、浮遊大陸での波動砲発射に、冥王星基地の反射衛星砲の破壊、そして太陽圏離脱まで。
第2部はデスラー機雷の除去、α星突破、七色星団の決戦、ガミラス本星での戦いをまとめ、第3部では前半はイスカンダルが中心となり、後半は帰路でのデスラー襲撃から沖田の最期、雪の死と復活、そして地球への帰還までを描いている。

3部作を通しで見ると100分くらいでダイジェストはダイジェストなのだが、意外にドラマ部分がしっかり見られるものになっていた。
もっと「粗筋紹介」みたいな内容なんじゃないかなと思っていたけれど、ちゃんと面白い。
劇場公開版の公開から数か月後に作られたようだが、ある意味で劇場公開版を補完する作品とも言えそう。
これもこのまま眠らせるには惜しい出来で、今後何らかの形での復刻を願う。
そういやこの8mmフィルム版って、『さらば宇宙戦艦ヤマト』も作られなかったか?

特別上映の後は、MC庵野秀明にゲストとして出渕裕、氷川竜介を招いてのトークイベント。
『アルプスの少女ハイジ』や『猿の軍団』、TV版『日本沈没』へ脱線するあたりも含めてフツーに「ヤマト」マニア、「ヤマト」ヲタクの仲良し3人組の雑談に終始してましたな。
まあファンはそれが聞きたいんだろうし、その内容に付いて行けるこっちもどうかなとも思ったけど(^^;

その後は50周年記念の書籍刊行や、上映会、展示イベントなどの告知が続いたのだが、最大のサプライズは庵野秀明がとうとう『宇宙戦艦ヤマト』の新作を作る、と発表したことだろう。
早くもトレンドに『シン・宇宙戦艦ヤマト』やそれに類するものが上がっているが、リメイクシリーズとは別物になるという。

また出渕裕が参加するそうなので『宇宙戦艦ヤマト2199』のように正面切ってリメイクするとは考えられないし、かといって『シン・ゴジラ』や『シン・ウルトラマン』、『シン・仮面ライダー』を見る限りでは全く別物を作るわけもないので、どこを活かしどこを変えるのか、その取捨選択には大いに興味がある。
……期待は、しない、けど。


by odin2099 | 2024-10-07 21:21 | アニメ | Trackback | Comments(0)

悪文礼賛


by Excalibur(エクスカリバー)
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