『宇宙空母ブルーノア』#1
2024年 10月 09日
劇場の大スクリーンで第1話を見たことだし、これからTVシリーズの残りを全部見よう!
…とはならずに何故か『ブルーノア』へ。
捻くれもんですなあ。
先ずは第1話にあたるテレフューチャー版の「若き獅子たちの誕生」から。
これ、「宇宙空母ブルーノア」ではなく「潜水艦シイラ物語」なんだよな。

まあ放射能に汚染され、明日をも知れぬ赤茶けた地球をまた出すわけにもいかないので当然といえば当然だが、整然とまとまった市街地が”復興なった地球”に見えてしまうのも仕方ないんだろう。
そしてそれらは端正であり、かつ淡白にも映る。
服装を含めて主人公たちのビジュアルも地味だ。
また登場人物が多いので誰が誰やらな上に、兼役も多い。
地球側とゴドム側に分かれているならまだいいのだが、ブルーノア艦内とシイラ艦内だったりする人も結構いて、しかも説明台詞といったらいいのかな、索敵や攻撃指示のシチュエーションが続くと、本当に誰が誰やら、それに舞台はブルーノアなのかシイラなのかで混乱する。
そのブルーノアもシイラも地味。
リアリティ重視なのかもしれないが、ヒーローが駆使するスーパーウェポンとしての魅力には乏しい。
虫の意匠がモティーフになってるゴドム側のデザインも、作品の世界観からすると浮いているように見えるし(同時期に放送されていた『機動戦士ガンダム』のジオン公国側のデザインも作品世界を壊してるなあと思ったけど)。
なんだかんだでやっぱり音楽は良いので(サントラの完全盤の発売を切に願う!)、これからしばらくブルーノアの航海に付き合うつもり。
途中で脱落せず、最後まで辿り着けるかどうか、こうご期待!?
<過去記事>
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