ミュージカル『ウィキッド』16回目!
2024年 10月 22日
一般に出回ることはなく悔しい思いをしたが、今回は粘って何とかチケットを入手し、大阪四季劇場へ。
10年ぶりの『ウィキッド』だ。
とはいっても伊達に二桁鑑賞してるわけじゃないので、かなり細部まで覚えていて我ながら感心。
やっぱり好きなんだな、この作品。
今年の暮(日本では来春)と来年の暮の二部作として映画化されるけれど、イメージが崩れるんじゃないかと今から不安を覚えるほどだ。
10年ぶりなので当然知らない人ばかりの公演は新鮮なのだが、どうしても小姑的立場からの物言いになってしまうのはご勘弁。
古参というか、もはや老害になりつつあるのは十分に自覚してる。
台詞(会話の途中)から歌に入ったり、歌の途中で台詞(会話)があったりする場合、台詞を台詞として喋るのか、それとも歌として歌うのか。
個人的にはミュージカルでちょっとした気になるポイントではあるのだけれど、これまでに見てきた公演では「歌寄り」で処理していたような印象があったのだけれど、今回のキャストでは殆どが「台詞寄り」の解釈だったような…?
見ていて「アレレ」と感じる場面も何回かあったのだけれども、これは演出が変わったのだろうか。
それとも演者の個性なのか。
どっちでも見ていて何の問題もないのだけれど、慣れというものは恐ろしい。
エルファバも全体に固い。
「おバカ」とか「キラキラ~」も不発。
でも「自由を求めて」や「闇に生きる」は圧巻。
フィエロも全体的にコンパクトにまとまり過ぎてる嫌いがある。
特に序盤はもっとチャラチャラしていて欲しい、
それがあるから後半での成長ぶりに繋がるのだから…勿体ない。
ネッサローズとボックは可も無く不可もなくで、マダム・モリブルは愛嬌や茶目っ気がないので、これまで見た中では一番”悪人”に見えたかも。
オズの魔法使い陛下もちょっと平板に感じたかなあ。
そんな中でも、ディラモンド先生の「メェ~」はなかなか良かった。
――と色々言いたくなってしまうのだけれども、いつものように「あなたを忘れない」が流れてくるともうダメ。
涙腺決壊。
さて、次はいつ見に行けるかな。
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