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『宇宙戦艦ヤマト/完結編』

「☆まい・ふぇいばりっと・む~び~ず☆」、次なる再鑑賞作品です。
かなーり間を端折りました。

『宇宙戦艦ヤマト/完結編』_e0033570_20353329.jpg今回のヤマトは危機また危機の連続ですが、初っ端からやりますね、「無差別ワープ」。
一か八かの賭けにしてはかなりの悪手なんじゃないの?と思わないでもないですが、古代艦長は大胆なのか投げやりなのか、割とこういう指揮を執りますな。
ちょっとでもタイミングがずれてたら宇宙全体が吹っ飛ぶ、とかナントカ言ってたパート1は隔世の感があります。
平気で連続ワープとかやっちゃうくらいで、ワープ航法そのものに対する安全性も高まってきたんでしょうけれどね。

宇宙服を着用せずにぶっ倒れていた古代を発見した雪。
衝動的に古代のベルトのホルスターからコスモガンを抜き取り自殺を図りますが……
リメイクシリーズの雪だったら、こんな短絡的な思考に陥らないよね?
パート1の頃の雪は男性と張り合うくらいの優秀な乗組員というイメージあったけど、パート2以降は「ヤマトの乗組員」である以前に「古代君の恋人」という面が表に出てきちゃってるから、宇宙戦士としての強さみたいなものが薄れていってるような気もするのだけれども…。

水没の危機に瀕した地球から脱出した避難船団は、太陽系の植民地やスペースコロニーを目指す。
いつの間にかそんなものを建設していたのだろう?
『ヤマトIII』の時にはそんなものなかったような?
仮にあったとしても、太陽が膨張するというような事態の前には役に立たなかったとは思うけど。

「前方に小惑星帯が…!」
「構わん、惑星ごと粉砕せよ!」と波動砲発射を命じる沖田艦長。
木星の浮遊大陸を吹き飛ばした際に、真田にチクチク言われて反省していた頃とは別人ですなあ。
やっぱり宇宙放射線病は……。

ディンギルの少年が、島が死んで、ヤマトは自爆を覚悟。
その湿っぽい場面が続いた後のヤマトの大ピンチに颯爽と駆けつけるデスラー!
まずディンギルの艦隊が次々と爆発し、何事かと思ってると待ってましたとばかりに流れる「デスラー襲撃」!
そしてデスラー艦!
『完結編』で一番好きなシーンかもしれない。

<過去記事>
https://odin2099.exblog.jp/7809199/
https://odin2099.exblog.jp/11688261/
https://odin2099.exblog.jp/27600222/
https://odin2099.exblog.jp/29564437/


by odin2099 | 2024-10-24 20:37 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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