『燃えろアーサー 白馬の王子』#1
2024年 12月 13日
ログレス七か国に平和をもたらしたアーサーだったが、海の向こうではザイキングによって多くの人々が苦しめられていた。
アーサーは単身、海を渡ってザイキング討伐の旅に出ることを決意するが、アーサーにザイキングのことを知らせたグック船長は既にザイキングの手にかかる。
そこでアーサーはザイキングに追われているボスマンとピートの二人組に出会う。
普段は身分を隠して弱虫を装い、事ある時は愛馬ペガサスに跨り、聖剣エクスカリバーと聖なる盾ビショップをかざし、”白馬の王子”を名乗るアーサーの世直し旅。要は『水戸黄門』や『暴れん坊将軍』と似たようなもんだ。
あるいは変身ヒーロー物(いや、『月光仮面』のようなレトロなヒーローか?)に近い雰囲気というか。
第2話「驚き!熊男現わる」では既にパターンが確立。
ボスやピートに馬鹿にされたり呆れられたりするも、飄々と旅を続けるアーサー。
その旅先でザイキングと遭遇して襲われたり、事件に巻き込まれたりするも、あわやという時には”白馬の王子”が駆けつけ、悪を成敗するという王道を行く勧善懲悪モノに変貌したのだ。
ショックだったなあ…。
1話には前シリーズの最終回には姿を見せなかったギネビア姫が、旅に出るアーサーを案じるという役回りで登場するのだが、その別れの場面でいきなりアーサーはギネビアにキス。
いや確かに原典では結婚するんだし(その後ランスロットとの泥沼の関係に陥るのだけれども)、前シリーズでもヒーロー・ヒロイン扱いだったとはいえ、実際のところ二人の絡みは殆どなく恋愛感情を抱いているのかさえハッキリしていなかったのだから、これはかなり唐突に感じられた。
また前シリーズの最終回にはバイキングの殺し屋が出て来たが、今度の相手はザイキング?
空飛ぶ船が出てきたりで時代考証ムチャムチャだからなんだろうけれど、ザイキング=バイキングにしておけば前シリーズからの移行ももう少しスムーズになったんじゃなかろうか、とも考えたのだけれども、そんな余裕はなかったのかもしれない。
そして立ち塞がる”北の魔王”とは何者か?
これが新シリーズの縦軸となっていく。





