『機動戦士Gundam GQuuuuuuX/Beginning』(2025)
2025年 01月 18日
宇宙に浮かぶスペース・コロニーで平穏に暮らしていた女子高生アマテ・ユズリハは、戦争難民の少女ニャアンと出会ったことで、非合法なモビルスーツ決闘競技《クランバトル》に巻き込まれる。
エントリーネーム《マチュ》を名乗るアマテは、 GQuuuuuuX を駆り、苛烈なバトルの日々に身を投じていく。
同じ頃、宇宙軍と警察の双方から追われていた正体不明のモビルスーツ《ガンダム》と、そのパイロットの少年シュウジが彼女の前に姿を現す。
そして、世界は新たな時代を迎えようとしていた。
公式サイトに記されているストーリーはこれだけなのだが、ふむふむ、こりゃ「シン・ガンダム」だよなあ。

冒頭いきなり松山祐士作曲の「長い眠り」のメロディが流れ、「人類が増えすぎた人口を――」というお馴染みのナレーションに続けて、スペースコロニーに接近するモビルスーツ・ザク、というあたりで「おお、そう来たか」と期待感を煽ってくれるのだが、ここでのシャアはなんとガンダムだけじゃなくペガサス(オリジナル版のホワイトベース)まで奪取。
最終的にジオン公国が地球連邦に勝利した世界線なのだ。
なのでシャアだけじゃなく、キシリアやマ・クベ、ドレン、デニム、テム・レイ、パオロ、ワッケイン、フラナガン、カムランら懐かしい顔ぶれも出てくる。
そんな中でメインフューチャーされているのがシャリア・ブル。
一年戦争末期にシャアはガンダムと共に行方不明になってしまい、本編はその五年後のU.C.0085から始まるのだが、二つの時間軸の橋渡しをするのが彼の役割なのだ。
そして冒頭に引用した公式サイトの物語となり、これからというところで映画はエンドとなる。
この続きはTVシリーズで、ということなのだが、シャアはどうなったのか、名前とシルエットだけ出て来たアルティシアは鍵を握るキャラなのか、ララァもしくはそのポジションにいると思われるのは誰なのか、色々と気になることばかり。
久しぶりにTVで新作「ガンダム」、見てみようかな。
【ひとりごと】
それにしても渡辺岳夫と松山祐士の音楽流れるだけで「ガンダム」になるもんだねえ。