『迷子の女の子を家まで届けたら、玄関から出て来たのは学年一の美少女でした』 楠木のある
2025年 01月 20日
白河綾乃。
清楚で可愛い学校一の美少女。
同じ学校に通っているだけの黒田雄星とは縁のない存在――だけど、そんな彼女の妹を助けたことから、黒田の毎日は一変した。
「なんでもいいんだよ? したいこと言って?」
妹を助けたお礼をしたいと明るく無邪気に迫ってくる白河。
白河の家で手料理を振る舞ってもらったり、逆に部屋にやってきた彼女に掃除してもらったり、積極的な姿勢に押され、黒田の生活も次第に明るくなっていく。
そして一緒に訪れた夏祭り。
普段以上に大胆な白河との距離はさらに近くなって――
この二人、いずれ付き合います。
最高の焦れ甘ラブコメ。
以上、公式サイトより。

ただメインヒロインはこの綾乃なのだが、他にもクラスメイトの陰キャ女子、実はアニメやラノベ大好きなヲタクの今川メイコや、バイト先の後輩であざと可愛い生田友梨奈という二人も出てくる。
綾乃はどうやら幼い頃に雄星とは接点があったらしいこと(雄星の初恋の少女?)、メイコは初めてできたヲタク仲間ということで雄星との距離感がバグってるし、雄星にウザ絡みをしてくる友梨奈はもしかすると…?という伏線張りまくり状態で終わっているのだが、1年半経っても続巻が出ないということはもう続きは読めないということかな。
カクヨミ版は書籍版とはかなり違う展開ながら、雄星と綾乃の関係はもっと先まで進んでいるけれど、こちらも2年以上更新無し。
コミカライズ版はもうすぐ1巻が出るのだが……ラノベ業界、に限らないのかな、出版業界はかなりシビアな様子で…。
あと気になるのは綾乃の妹・夏乃の出番が少ないこと。
もっと妹ちゃんと絡ませておかないと、タイトルからはちょっと離れたストーリーになりそうなんだけれど。