『ブレイド3』
2025年 01月 20日
孤軍奮闘というか、バディ物だった『ブレイド』、『ブレイド2』と違い、今回はチームアップ物に変貌。
シリーズに新風を吹き込んだ。
そしてヴァンパイアの始祖ドラキュラまで復活させ、スケールアップも図ったのだろうが、そこは従来から大きくは変わっていないような…?

ベラベラお喋りを続けて軽薄さを漂わせながら、実力は折り紙付きのハンニバル・キングは作品に明るさを持ち込んでいるし、凄腕の女戦士アビゲイルは華やかさをもたらしている。
ただせっかくジェシカ・ビールが必然性ゼロのシャワーシーンを披露してくれているのに、あんまり色っぽく見えないのは残念だが。
宣伝文句では「完結編」扱いだが、実際の映画の内容は「一括り」ではあっても「締めくくり」には
なっていない。
三部作とキリの良いところで打ち止めにしようとしたのか、それとももしかすると四作目の企画があったのかもしれないが、今となっては確かめる術はなさそう。
ところで、この後権利関係が戻ったことから、マハーラシャ・アリを主演に迎えた<MCU>版『ブレイド』の製作がスタートしてはいるものの、なかなか進展が見られない。
そうこうしているうちに『デッドプール&ウルヴァリン』(こっちにもライアン・レイノルズ出てる)で、スナイプス版のブレイドが一足先に<MCU>するとは思わなんだ。
この『ブレイド3』から20年ぶりの再演だもんなあ。
【ひとりごと】
ゾーイ役ハイリ・ペイジが可愛いのだが、フィルモグラフィによると出演作品はこの前後に集中しているみたい。
すぐに引退したのかな。
<過去記事>
https://odin2099.exblog.jp/23895467/