『はたらく細胞』(2024)
2025年 01月 21日

人間の体内の細胞、その数なんと37兆個。
酸素を運ぶ赤血球、細菌と戦う白血球、そのほか無数の細胞たちが、あなたの健康と命を守るために日夜全力ではたらいているのだ。
高校生・漆崎日胡(芦田愛菜)は、父親の茂(阿部サダヲ)と二人暮らし。
まじめな性格で健康的な生活習慣の日胡の体内の細胞たちは、いつも楽しくはたらいている。
一方、不規則不摂生に日々を過ごす茂の体内では、ブラックな労働環境に疲れ果てた細胞たちがいつも文句を言っている。
親子でも体の中はえらい違いだった。仲良し親子のにぎやかな日常。
しかし、その体内への侵入を狙う病原体たちが動き始める…。
漆崎親子の未来をかけた、細胞たちの「体内史上最大の戦い」が幕を開ける!?
以上、公式サイトより。
原作未読、アニメ未視聴、予備知識ゼロ。
ただ周囲の反応が良かったのと、予告編が気になったという理由で鑑賞。
観に行った知人は「笑えて泣けて迫力があって」と言っていたけれど、なるほどなるほど。
前半はギャグ風味なのが、後半は一転してお涙頂戴系へと切り替わる。
そして全体的にはヒーローアクション物だと言って良いだろう。
永野芽郁、佐藤健、芦田愛菜、山本耕史、仲里依紗、松本若菜、染谷将太、板垣李光人、加藤諒、加藤清史郎、新納慎也、小沢真珠、遊井亮子、一ノ瀬ワタル、マイカ・ピュ、DJ KOO、塚本高史、深田恭子、片岡愛之助、鳳蘭、鶴見辰吾、光石研、Fukase、阿部サダヲと出演陣も豪華だし、中にはメイクをばっちり施して熱演のあまり、誰だかわからなくなっている人も。
色々な細胞や器官の働きなど自分の胎内のことも学べるし、エンタメの切り口というのはまだまだ沢山あるのだなあと感心。
ただちょっと気になったのは、この映画での描写に限るならば輸血や抗がん剤の投与、放射線治療がややネガティヴに受け取られないかな、との懸念が残ったことだ。