『シー・ハルク/ザ・アトーニー』#1
2025年 02月 08日
アベンジャーズ最強の力と、弁護士として最強の頭脳をあわせ持つ、天下無双のマーベル・ヒーロー<シー・ハルク>
彼女の願いは「ただ普通に仕事して恋をする」こと。
けれども、そんな願いも空しく、超人専門弁護士に抜擢されてしまい、あのマーベル・ヒーローやヴィランたちによる騒動や、最強の<ハルク>の力を巡る巨大な陰謀に巻き込まれていく...
前代未聞のリーガルコメディ・アクション、いざ開廷!

ということから始まるDisney+配信のドラマをようやく見始めた。
<MCU>フェーズ4の中で唯一見ていなかった作品で、今回は3話までをまとめて鑑賞。
1話はシー・ハルクの誕生編。
ブルースの口からスティーブ・ロジャースやトニー・スターク、それにナターシャといった懐かしい名前が出てくる。
そしてブルースに付いてパワーを制御する方法を学ばされるのだが、本人にはまるでやる気が無し。
スーパーヒーロー活動にも興味なしで、ジェニファーの姿とシー・ハルクの姿を比較的自由にコントロール出来るのに加えて、シー・ハルクの状態でも自分の意志を持ち続けていることから、今の状況をあまり深刻に考えていないということもあるのだろう。
2話ではアボミネーションことエミル・ブロンスキーが登場。
彼を仮釈放させるか否かで、ジェニファーにエミルの代理人としての依頼が来る。
アボミネーションとしての姿は出ていたものの、ブロンスキーとして登場するのは『インクレディブル・ハルク』以来だからこれまた懐かしい再会だ。
続く3話では、過去にブロンスキーが警戒厳重な刑務所から脱獄していた事実が発覚、仮釈放が危ぶまれる事態になるが、実は本人の意に反して彼を脱獄させた人物としてウォンが出てくる。
フェーズ4以降の<MCU>は、なんだかんだで彼が最重要人物と化している。
キャラとキャラ(作品と作品)を繋ぐ役目として、魔術師のウォンは使い勝手がいいのだろう。
ここでも『シャン・チー/テン・リングスの伝説』のシーンの裏話や、『スパイダーマン/ノー・ウェイ・ホーム』での言動を受けた台詞が出てくるので、彼が<マルチバース・サーガ>の柱と言えそうだ。