『シー・ハルク/ザ・アトーニー』#3
2025年 02月 13日

ところが一夜を共にした翌日から連絡が取れなくなってしまう。
そこへブロンスキーに取り付けた監視装置が異常を警告。
すわアボミネーションに変身したのか?と急いで訪ねると、単なる装置の故障だった。
そこにはかつてジェニファーを襲った暴漢のリーダーもいたが、今じゃブロンスキーのセラピー仲間と化しており、そこでジェニファーは結果的に心の平安を得る。
しかしその裏ではジェニファーからハルクへ変身するDNAを奪おうとする陰謀があって…とここからドタバタな展開が待ち受ける。
この流れに納得いかないジェニファーは、遂には第四の壁を乗り越え撮影所に乗り込み、ケヴィン・ファイギに直談判して結末を変えようとするが、そこにいたのはK.E.V.I.N.というAIだった、とか更にトンデモな展開が続く、といいう有様。
そんな中で法廷で対決する相手として盲目の弁護士マット・マードックが登場。
更にデアデビルとしてシー・ハルクとも対決するのだが、お互いに誤解を解いて以降は急にイチャコラが始まる。
うーん、マットってこんなキャラクターだったっけ?
最後にはサカールに行っていたらしいブルース・バナー=ハルクも、いつの間に出来たんだ?という息子スカーを伴い帰還。
タイタニアも出てくるし、仮釈放が取り消されて刑務所に戻されたエミルはウォンによって連れ出されるし、で大混乱のまま幕を閉じる。
まあサラっと見る分にはいいのかもしれないけれど、<MCU>の一本として見ると微妙だなあ。
第四の壁壊しも、結局ご都合主義を通すための方便のように感じられるし、逆にジェニファーの魅力を損なっている感じがする。
となると『シー・ハルク』というドラマを離れたジェニファー=シー・ハルクが今後どういう役回りをするのかが気になるところだが、次の『アベンジャーズ』あたりで合流するんだろうか?
ドラマ版のシーズン2は今のところ予定はないらしいが。
【ひとこと】
ソコヴィア協定、廃止になってたんだね。