『ワンダーウーマン』
2025年 03月 16日
『バットマンVSスーパーマン/ジャスティスの誕生』で鮮烈なデビューを飾った、というよりクライマックスの見せ場を華麗に奪い去っていったワンダーウーマンが、今度は紛れもなく主人公の座に就いた一篇である。

終始暗いトーンで描かれているので弥が上にも二つの世界の違いを感じさせるし、そのどちらの世界でも異彩を放っているダイアナの衣装は、二つの世界の懸け橋にも、どちらの世界にも受け入れられない異端児にも見えるのは狙ってのことだろうか。
ただセミッシラの人たちが第一次世界大戦のことを知らず、また多くの国のこともあまり知らない風なのは、外界との一切の接触を断っているからであろうことは理解出来るのだが、その一方でダイアナが各国の言語に精通していたりするのが少々不思議に感じられる。
また女性しかない世界で暮らし、普通に人として生まれた訳ではないにも関わらず、性差や生殖行為も理解しているようなのだが、ダイアナはどこから情報を得、学んだのだろうか。
ところで劇中では何故かスティーブ・トレバーが入浴シーンで全裸を披露しているが(ここでのダイアナとのやり取りも、ちょっと<MCU>にはないアダルティな雰囲気が)、せっかくならクリス・パインじゃなくてガル・ガドットのヌードの方を拝みたかった、とは思う。
どれだけ素晴らしいセクシー、かつアスリートな体型(に思える)なのだろうかに興味津々。
そういえば近作の『白雪姫』では女王を演じているが、予告見る限りでは白雪姫より断然美しいな。
【ひとこと】
最後、スティーブの写真を見つめるダイアナと仲間たち。
ちょっとグッとくる場面だ。
<過去記事>
https://odin2099.exblog.jp/26003949/
https://odin2099.exblog.jp/27153223/
https://odin2099.exblog.jp/27981608/
https://odin2099.exblog.jp/28886566/