『マネマネにちにち』 山本崇一朗

舞台はとある高校の硬式野球部。
女子マネージャーがグラウンドサイドで繰り広げる青春の日日是好日！
なんかモテそうだからとマネージャーになった、野球については全然詳しくない渚茜。
野球が好きでマネージャーになった、見た目はギャルな一ノ瀬かりな。
彼氏（当時）が野球部員だったのでマネージャーになった姫宮ユキ。
部員のためにおにぎり作ったり、部室でエッチな本を発見しちゃったり、幼馴染の選手の素振りに付き合ったり、はじめての練習試合で緊張したり……
１年生マネージャー３人の思い出かさむ日々、ここからプレイボール！

2023年に『くノ一ツバキの胸の内』、『それでも歩は寄せてくる』、そして『からかい上手の高木さん』を完結させた山本崇一朗が2024年から新たに連載を始めた作品で、タイプの違う３人のヒロインが主人公。
そのデザインも含め、従来の諸作品とはちょっと雰囲気が違う感じで、これが吉と出るか凶と出るか。
最初のうちは違和感の方が強かったけれども、野球部員たちが彼女たちに絡む準レギュラーとして機能し出してから、段々と面白くなってきた。

またＰＶとボイスコミックも出来も良く、そのキャスティングが絶妙。
『それでも歩は寄せてくる』八乙女うるし役の中村カンナが一ノ瀬、『からかい上手の高木さん』高木さん役の高橋李依が渚、『くノ一ツバキの胸の内』ツバキ役の夏吉ゆうこが姫宮と、三大ヒロイン揃い踏み。
しかもみんな元のキャラとはイメージが全然違うのだから素晴らしい。
このままでアニメ化して欲しいもんだが…。

【ひとりごと】

あれ？田辺先生って？！