『Ｘ－ＭＥＮ／ファースト・ジェネレーション』

＜X-MEN＞シリーズ通算５本目の作品で、X-MEN始まりの物語。

前作『X-MEN ZERO』がウルヴァリンのオリジン・ストーリーになっていたが、今回はプロフェッサーＸ＝チャールズ・エグゼビアと、マグニートー＝エリック・レーンシャー、そしてミスティーク＝レイヴン・ダークホルムの出会いと決別、そしてX-MEN誕生の経緯を描いた物語になっている。

そのため既にシリーズに登場しているキャラクターたちもキャストは一新。
邦題の「ファースト・ジェネレーション」は結成当時の第一世代メンバーという意味なのだろうが、新世代のメンバーたちという意味もあったりするのかも。

ただその後はこの新キャストと旧キャストとの共演が実現したり、今では＜MCU＞への参加が始まっているが、そちらでは旧キャスト陣が起用されたりしてるので、これからどうなっていくのかは気になっている。
＜MCU＞入りを機に全キャストを入れ替える（ファンタスティック・フォーのように）か、さもなければマルチバース設定を活かしてシレっと新キャスト陣のまま合流させるのかと思っていたのだが。

再三書いてきたように、実は＜X-MEN＞シリーズはなかなか好きになれないし、お話自体もさほど面白いとは感じられなかったのだけれども、５本目にして初めて面白いと感じられた一本。
劇場で見るのも初めてだったからというのもあったのかも知れないが、始まりの物語ということで気負うこともなく、ただただ受け止めただけだったのが良かったのかもしれない。
それでもこれまでの過去作品に登場したキャラクターたちと、この作品で描かれた若かりし頃とのイメージが全然結びつかないのには多少なりとも混乱したのだが。

＜過去記事＞
https://odin2099.exblog.jp/15014373/
https://odin2099.exblog.jp/24042156/
https://odin2099.exblog.jp/27287641/
https://odin2099.exblog.jp/28283765/