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『デイ・アフター・トゥモロー2024』(2023)

『デイ・アフター・トゥモロー2024』(2023)_e0033570_20233935.jpg神は人類を見放した
大西洋海底の地殻変動が引き金となり
雪に埋もれ《白い地獄》と化してゆく世界
氷河期突入を阻止する最後の作戦に人類の運命は賭けられた
突然の異常寒波に襲われ、凍り付いていく地球
《絶対零度・氷河期パニック》大人気ディザスター・シリーズ最新作!

アイスランド沖で巨大地震が発生。
同時に海水温が急速に下がり、大西洋は凍結をはじめる。
米軍の最新鋭潜水艦ダラスが現地に急行するが、厚い氷に行く手を阻まれてしまう。
異変の原因は、海底巨大地滑りの堆積物により、大西洋の海流が止まったことだった。
このままでは異常低温は全世界に広がり、地球は新たな氷河期に突入してしまう。
破滅を阻止する唯一の方法。
それは、航行不能のダラスを救出、特殊爆弾を装填した魚雷を震源に撃ち込み、新たな地震を起こして堆積物を取り除くという作戦だった。

これまたアサイラム25周年記念のパニック映画で、『インデペンデンス・デイ2024』同様にオープニングは良い感じ。
あっさり犠牲になっちゃう女性科学者(なのかな?)もちょっと可愛いし、時折美しい”絵”を放り込んでくるので見応えとまではいかないものの、見栄えはする。

ただ、災害を描くのが主眼ではなく(予算がなくて描いてる余裕がないんだろうけど)、それを何とかしようと奮闘する人々のお話になってるので、ディザスター・ムービーとしては物足りない。
画面に映るのも国防総省だかの司令ルームと、任務遂行中の潜水艦の艦内ばかり。
そう、これは潜水艦映画だったのだ。
まあ「デイ・アフター・トゥモロー」という邦題を付けたくなる気持ちもわからんではないのだが。

出演はパトリック・ラビョルトー、ジョー・フィンフェラ、リンジー・マリー・ウィルソン、セドリック・テレル、ジョニー・キース、監督はジェームス・マホニー。
「潜水艦映画に外れなし」とはよく言われることだが、10割バッターなんぞいるワケもない。
時には凡退することだってあるさ。


by odin2099 | 2025-04-09 20:31 |  映画感想<タ行> | Trackback | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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