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『アルマゲドン2024』(2023)

『アルマゲドン2024』(2023)_e0033570_20235795.jpg地球消滅を阻止せよ
地球を襲う巨大隕石
レーザー兵器での破壊作戦は失敗 
残された最後の希望
それは隕石にロケットを設置する、驚天動地の計画だった
滅亡まで残り7日間、人類は運命を賭けて不可能に挑む!
大人気シリーズ最新作!! 傑作“惑星激突”SFパニック!!!

アメリカ西海岸に隕石雨が飛来。
甚大な被害が出るが、それは破滅の前触れにすぎなかった。
質量がエベレスト山の3倍という巨大隕石が、地球に迫っていたのだ。
激突まで、タイムリミットはわずか7日間。
世界各国による、レーザー兵器やミサイルによる攻撃は失敗。
残された方法は、スペースシャトルで隕石に着陸し、ロケットブースターを設置して隕石の軌道を変えるしかない。
アメリカ宇宙軍のデイヴィスは、この実行不可能なミッションに挑むため、精鋭チームと共に宇宙に飛び立つが……。

タイトルに「2024」を冠したディザスター映画を続けて見ていたら、いつの間にかアサイラム祭りになっていた。
最初に見た『ディープ・インパクト2024』だけだったな、アサイラム製じゃなかったの。

で、内容なのだが、今度は『アルマゲドン』っぽかった。
スペースシャトルなんてもう10年以上前に退役してるはずなんだが、この世界ではまだまだ現役らしいので、コイツに乗って小惑星を破壊に行くという基本ストーリーは、殆ど「まんま」と言ってもいいくらい。

面白いのは、各国が躍起になって小惑星を打ち落とそうと、てんでに様々な攻撃を加えてること。
この手の作品だと、最初のうちは反発があろうとも、結局は国際協力するのが筋かなと思うのだが、この作品では足の引っ張り合いになって、かえって事態を悪化させてる(主人公たちも死にかけてる)。
おまけに司令官は無茶な命令を繰り返すし、その為にメインキャラの大半も犠牲となってしまう。
近未来設定であろうSF映画だけど、世知辛いね。

監督:ノア・ルーク、出演はパトリック・ラビョルトー、ジョセフ・マイケル・ハリス、アンソニー・ジェンセン、カラン・サグー、キャロライン・ウィリアムズら。
この作品にも時折良い”絵”はあるのだけれども、過度な期待は禁物だ。


by odin2099 | 2025-04-09 20:33 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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