『パット・モリタVSプレイメイツ ボディ・エンジェルス」（1990）

アンディ・シダリスが監督した＜トリプルＢ＞シリーズの５作目になるらしい。
出演はエリック・エストラーダ、ドナ・スピアー、ロバータ・ヴァスケスで、パット・モリタが悪役に挑戦！が売りだった模様。
『スパイ・エンジェル／グラマー美女軍団２』のタイトルでテレビ放映も。

連邦捜査官のドナとニコールが、犯罪組織のボスから６組の暗殺者を送り込まれ、それを彼女たちが仲間の協力を得ながら一組ずつ倒していく、というのがメインストーリー。
アクションは例によって双方ともになかなか当たらない銃撃戦（しかも男が下手くそ）と、ちょっとしたマーシャル・アクション、そして爆発！
後は合間合間に挿入されるラブシーンや着替えシーンでのヌードが見どころ。

といってもポルノ映画ではないのでヌードも殆どが上半身のみだし、しかも見張り中とか潜入中とか、なんでこのタイミングでやるんだろ？というような局面ばかりなので、緊迫感とかまるでナシ。
もう少しスリルとかサスペンスとか、緩急を考えた演出や構成にすればもうちょっと面白くなったんじゃないのかなあと少々残念に思う。
ま、おそらく最終的な出来栄えは殆ど変わらないだろうけどね。