『AVP2 エイリアンズVSプレデター』(2007)
2025年 04月 25日
『エイリアンVSプレデター』のラストで誕生したプレデターとエイリアンの合の子”プレデリアン”が大暴れし、船内のプレデターたちを惨殺する。
慌てたプレデターたちは救難信号を送り、それを聞きつけた本星からは、”怪獣退治”ならぬ”エイリアン退治”の専門家たちが送り込まれ、地球を舞台にした一大決戦の第二幕が切って落とされる!
――はた迷惑な話だな。

上映時間は10分ほど短い94分だが、この手の作品だとこれくらいが丁度良いんではないかな。
といっても前回見たのが16年前だから、お話全然覚えてなかったし、以前にも書いた通り画面が暗すぎて、今何が起こってるのかがわかりにくい。
おまけにメイン格となる登場人物が10人ぐらいいて、それなりにキャラクターたちの背景は描かれてはいるのだけれども、それがストーリーの面白さには全く寄与していない。
演じているのも日本じゃ殆ど知られていない俳優さんばっかで、逆に誰が死んで誰が生き残るのかわからないから先読みの愉しさがあるといえばあるのだが、ぶっちゃけ誰が誰やらという感じで感情移入出来ないので、別に生き残ろうが殺されようがどうでもいいや、という気にもなってはくる。
吹替で見ると、それなりに豪華なキャスト陣だなあとは思うものの。
ということで面白くはないのだが、企画そのものは魅力的。
ダークホースコミックスには他にも、『ロボコップVSターミネーター』とか『エイリアンVSプレデターVSターミネーター』、『スーパーマンVSターミネーター』、『バットマンVSプレデター』といった(タイトルだけは)魅惑的な作品群があるので、誰か映画化に挑んでくれないものか。
<過去記事>
https://odin2099.exblog.jp/10401917/