『ミッション：インポッシブル／フォールアウト』

降板したジェレミー・レナーに代わって、新たにヘンリー・カヴィルが加わったシリーズ６作目。
結局は悪い奴だったけどね。
そういや先週「金ロー」で放送してらしいが、それとは関係なく再鑑賞。

前作のヴィランであるレーンに、前作のヒロインであるイルサまで続投というのは初の試み。
更に終盤にはイーサンの元妻ジュリアも再登場するし、中盤には謎の美女ホワイト・ウィドウも彩を添えるなど、何やら「００７」めいた雰囲気も？

まあウィドウとイーサンの唐突なキスシーンがあったりはするけれど、最後に鉢合わせしたイルサとジュリアの間で修羅場が繰り広げられたりということもないので、やっぱりイーサン・ハントはジェームズ・ボンドではなかった。

そういやヘンリー・カヴィルはスーパーマン役者でもあるが、ボンド役の候補だったりナポレオン・ソロだったりするんだっけな。
また＜MCU＞にはブラック・ウィドウがいるけれど、こっちのホワイト・ウィドウを演じたヴァネッサ・カービーは、今やインビジブル・ウーマン。
ヒーロー役者もクロスオーバーする時代か。

それにしても終盤の爆弾探しと起爆装置の奪還、特にヘリコプターチェイスの件は長すぎないか？
サスペンスを盛り上げてるつもりなんだろうが、引き延ばしてるようにしか見えなかった。
ヘリが墜落してからも一波乱あるし、カウントダウンが始まってからの15分が勝負と言いつつ、なんだか１時間くらいあったかのような疲労感。
上映時間は２時間半ぐらいあるが、２時間強くらいでまとめられなかったものかねえ。
アレック・ボールドウィンも勿体ない使い方。
次も出て欲しかったのに。
そしてDAIGOと広瀬アリスの吹替、ちょっと許しがたいぞ。

＜過去記事＞
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