『男女の友情は成立する?(いや、しないっ!!)』#6
2025年 06月 07日

日葵の負債と引き換えに紅葉から本気のアクセサリーを作るように言われた翌日。
夏休みに入り、日葵、凛音と一緒に課題である「夏の思い出」を探しに出かける悠宇。
ワッフルを食べたり海で遊んだりと高校生らしい時間を過ごすが、アイデアは一向に湧いてこない。
道ですれ違う小学生達を見て、悠宇は何かを思いついて――。
悠宇から女の子として意識されてないと拗ねる日葵だが、日頃の彼女の悠宇に対する態度に大いに原因があるので、単に拗らせた駄々っ子にしか見えないのが残念。
その分ストレートに自分の気持ちをアピールする凛音の方が魅力的に見えてしまうのだけれども、こちらはこちらで最初から「負けヒロイン」フラグが立ってしまっているのが不憫。
そもそもこのタイトル、このシチュエーションで、最後に悠宇が日葵じゃなくて凛音と結ばれちゃったら詐欺みたいなものだけれども、逆にもしそういうストーリーを構想しているのだとしたら、その作者の勇気ある決断は称賛したいかも。
ともあれ、自業自得とはいえ自縄自縛のもどかしさに雁字搦めになってしまった日葵は、遂に悠宇にキスをする。
これでタイトル(サブタイトル含めて)回収が終わったことになるのかな。
先日から読み始めた原作小説、今回のエピソードは3巻の半ば辺り。
おそらく3巻ラストまでのアニメ化だろうけど、最終回後に「2期製作決定!」の報は届くか?
今は丁度5巻を読んでいるところなのである程度今後の展開もわかっているのだけれど、日葵と凛音の悠宇に対するパワーバランスがしょっちゅう傾いているので、もっとかき回せ~!という気持ちと、そろそろ少し落ち着けよという気持ちがせめぎ合っている。