『日々は過ぎれど飯うまし』#10
2025年 06月 15日

学期末テストも終わり、旅行の計画を立てる食文化研究部。
まこの提案で里帰りに合わせてみんなで出かけることに。
無事に到着するも長距離を一人で運転をしたくれあは睡魔に襲われノックダウン。
みんなで泊まる家はまこのおばあちゃんが使っていた古民家で、かまどや囲炉裏がある素敵な雰囲気。
留守番のつつじとななは寝ているくれあのためにお昼ご飯を作ろうと張り切るが、火おこしの仕方がわからず苦戦する。
一方、幼馴染に会いに出かけたまことしのんは、ひよりとゆなと再会を果たす。
最初は緊張気味のまこだったが、思い出話で盛り上がる。
いつの間にか、食文化研究部のことばかり話しているまこ。
家に帰り、みんなで食べる釜焚きご飯にお鍋や焼き魚、一つ一つ増えていく思い出にもっとたくさんの思い出を5人で作りたいと思い始めるまこだった――。
連休中に旅行に行こうと提案するしのん。
ところがまこは、連休中に帰省する予定を入れてしまっていた。
それなら、ということでまことしのんの帰省ついでに旅行に行ってしまえ、というお話。
ひよりとゆなは、これまでもまこの回想シーンには出て来てた幼馴染。
ただ再会は小学校卒業以来ということで、まこは人見知りが発動しかけるが、4人共通の想い出を話しているうちに過ぎた時間が戻って来る。
ということで、今回もいいお話だなあ。
まことしのんがお話の中心にはなっているものの、くれあもつつじもななもそれなりに存在感を示しているし、前向きな気持ちになれる終わり方なのも気分がいい。