『男女の友情は成立する?(いや、しないっ!!)』#8
2025年 06月 22日

紅葉との勝負に敗れた悠宇。
と同時に日葵の東京行きが確定する。
出発の準備を進める日葵。
自分の無力さを痛感し、日葵が帰ってこない未来への不安を拭えない悠宇。
一方、二人の様子を見ていた凛音は、紅葉と真木島との関係を突いてある提案を持ちかける。
仕方なく受け入れた真木島は、悠宇のいる花壇へと向かい――。
悠宇と日葵の関係だけじゃなく、凛音と真木島の関係もしっかりと描かれ、文字通り「最終回らしく綺麗にまとまったな」という印象の最終回。
この4人に悠宇の姉・咲良、日葵の兄・雲雀、凛音の姉・紅葉も加え、これからも色々なことがあるだろうし、その度に各人の距離や関係性に多少の変化は出るものの、結局は収まるべきところに収まるのだろうなと感じさせてくれる終わり方だった。
「男女の友情は成立する」かどうかは現時点では何とも言えないけれど、これは是非ともアニメの第二期を作って欲しいところだ。
エンディングで「第二期決定!」とか出すかなとも思ったのだけれども、実際のところ可能性としてはどのくらいあるのだろうか?
その一方、原作小説は既刊分は読破。
本編11巻に短編集2巻の計14冊(4巻は上下巻)を読み終わったところだけれども、悠宇と日葵と凛音の三角関係はまだ続いてる。
というか、くっついたり離れたりを繰り返して更に複雑になったと言った方がいいのだろうか。
レギュラーキャラクターもどんどん増えて来てるし、これでどんな結末を迎えるのやら。
そもそも「男女の友情は成立する」は悠宇と日葵の間だけのことじゃなくなってきてるし、「いや、しないっ!!」ならば須らく恋愛関係に移行するという訳でもないだろうから、恋愛に発展する関係もあれば、友人関係ですらいられない決別を迎えるカップルもいるってこと?