『名探偵コナン/絶海の探偵』(2013)
2025年 06月 24日
海上自衛隊のイージス艦の体験航海が実施され、コナンたちも参加するが、その艦には珍しい女性自衛官が乗り込んでいた。舞鶴湾を出港後、戦闘訓練中に未確認物体が接近してくる騒動や、自衛官の片腕が発見されるという事態が立て続けに起こり、更にイージス艦の機密データを盗もうとしているスパイの存在を知ったコナンは、アガサ博士や服部に協力を依頼する。
そして若狭湾で片腕のない自衛官の溺死体が発見され、目暮警部や海上保安官たちも捜査のためイージス艦に合流する。
<読売テレビ放送開局55周年記念作品>として製作されたシリーズの17作目。
防衛省と海上自衛隊が全面協力したことでミリタリー色が強くなり、ポリティカル・サスペンス、テクノ・スリラー風味が加味された。
といっても機密の内容がどうのこうのとか、スパイが誰かと言った部分には重点は置かれておらず、スパイの協力者の逮捕は陸上で、スパイの逮捕は艦内で、と分担させる形でアクション・シークエンスを作り上げている。
またイージス艦が舞台だけに大掛かりな爆破シーンなどは皆無で、自衛官の死そのものもスパイとは無関係な人物によるものというのが変化球。
そしてクライマックスは、一件落着と思われた直後に、スパイとの格闘中に海中に転落した蘭が行方不明になっていることが判明。
残された時間が僅かという状況での、蘭の必死の捜索に充てられている。
しかし電波時計が発信する電波を、イージス艦の機能で受信して無事に発見する、というのはどういう理屈なのやら。
スマホのGPS機能ならともかくとして。





