『死神遣いの事件帖 終』(2025)
2025年 06月 30日
時は、将軍・家光の治世。
死神遣いとして探偵業を営む幻士郎のもとに新たに舞い込んできた徳川からの依頼。
それは、江戸城の宝物殿に忍び込んだ泥棒“銀狐”を捕らえよ、というものだった。
そのころ、幻士郎と契約関係にある相棒の死神・十蘭には、冥界に帰らなければならない期日が迫っていた。
そして、幻士郎の父・衒太夫と、十蘭の父・光蘭が封じたはずの死神・無限狼の封印が解け…。
幻士郎と十蘭の最後の仕事、ふたりは再び無限狼を封じることができるのか――!?
これで映画が3本、舞台が2本。<東映ムビ×ステ>としては異例の人気シリーズとなった『しにつか』の、これがファイナル。
ということで幻士郎と十蘭という迷コンビのお別れも描いているが、完結編を標榜している割にそれほど大きなお話という感じはしない。
いや、最強最大の敵なんだろうし、江戸の街はかなりヤバいことになりそうなのだが(その前哨戦として島原の乱が置かれている)、ヒロイン父娘のお涙頂戴系のやり取りが中心に据えられているせいか、あんまり切羽詰まった感じが伝わってこないのだ。
鬼八一家も取って付けたような出番で見せ場に乏しいし、なんとなく残念な感じ。
まあ、まだ舞台版が残っているから、本当の”ファイナル”はこれからだ、ということなのかもしれないが。
脚本:須藤泰司、監督:柴﨑貴行、出演は鈴木拡樹、安井謙太郎(7ORDER)、生駒里奈、梅津瑞樹、崎山つばさ、陳内将、小林亮太、森崎大祐、田淵累生、松浦司、松本寛也、櫻井圭登、松角洋平、田辺幸太郎、峰蘭太郎。
なお、西田健の俳優引退作らしい。
お疲れさまでした。





