『エマニュエル/マンハッタンの背徳』(1993)
2025年 07月 08日
マリオの甥のスティーブンは、航空会社の重役でやり手のビジネスマン。
彼は南アフリカでシャラメという女性に出会い恋い焦がれ、自社のCMへの出演を依頼する。
しかし、彼女が忽然と姿を消してしまい……。
今回はマリオが自ら甥のことを語るという珍しい導入。なので第一部はこのマリオの甥と、彼が入れあげているモデルの話。
執着すればするほど彼女は遠ざかり、ある時忽然と姿を消す。
その後に彼の前に彼女の友人だという人物が現れるが、その彼女も彼を翻弄した後に彼の前を去る。
結局彼女たちがどうなったかはわからないままだ。
二つ目のエピソードは、そのスティーブンが撮った映画の話。
機内で上映されるのを見るエマニュエルとマリオ。
マリオはこの映画の主演コンビが実際の夫婦だという話をするが、撮影中は実は犬猿の仲だった。
両方の知人だったことから撮影に立ち会っていたエマニュエルが、撮影の裏話と二人がどうやって親密になったかを語っていく。
で、この映画、実はマリオの体験談に基づく実話ベースだという。
だが本当のところはどうだったのか?
ということで明らかになるマリオの過去話、という具合にお話は転がっていく。
ただ全体的には表面をなぞっただけという印象が強く、どのエピソードも投げっぱなしでケリがついていないのは気になる。





