『青い経験/誘惑の家庭教師』(1979)
2025年 07月 26日
セクシーなピアノ教師ルイーザは、評議員の恋人フェルナンドが住むルッカに越してきた。
すると、その彼女に大家の息子マルチェロが一目惚れ。
また、マルチェロの友達が「ルイーザは売春婦」との噂を流し、彼女の部屋には次々と男が訪れる。
フェルディナンド、マルチェロの父親、アパートの住人などなど。
入れ替わり立ち替わり客が訪れ、ルイーザの部屋はてんやわんやの大騒動。
それを覗き穴から見ていたマルチェロも、意を決してルイーザに近づく。
そんな折、フェルディナンドが既婚者だと発覚。
傷心のルイーザ。
妻とは別れると説得するフェルディナンド。
彼女への想いを募らせるマルチェロ。
はたして、この三角関係の結末は如何に?
エドウィジュ・フェネシュ主演『青い経験』シリーズの第3弾。副題に「家庭教師」とあるが、本作の彼女はピアニストなので邦題に偽りあり。
ピアノを誰かに教える場面もない。
また評議員の恋人を追いかけて来たという設定なので、これまでよりも情熱的な性格のようで、清楚なお嬢様キャラは卒業。
撮影時は30前後だったと思われるが、今回はショートカットで妖艶さが際立っている。
その上スカートが派手に捲れあがってのパンチラから始まり、脱ぎっぷりもシリーズ随一。
チラっとヘアも見せてくれ、これまでは出し惜しみにしていた感があったが、グッと満足度は高くなった。
お話もこれまでに比べるとベタなギャグシーンが大幅に減り、見易いものになっている。
ただこれまでよりも演じるキャラクターの年齢が上がったせいか、彼女が苛立ちを露わにする場面も増え(今までの作品では比較的従順な女性像を演じていた)、それを表現する手段として喫煙シーンが多く挿入されるようになったのは少々残念だった。
また彼女にモーションを掛けるのが既婚者ばかりなのと、彼女に恋慕している少年が力ずくで彼女を裸にしてことに及び、最初は抵抗しているものの結局は結ばれるという結末が、いくら艶笑劇とはいえ如何なものかと思うのだが、そういう時代、そういうお国柄だった、ということなのだろうか。





