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『ホビット/決戦のゆくえ<エクステンデッド・エディション>』(2014)

これで『ホビット』三部作も<EE>で完走したが、もうリリースから10年以上経つのだが3作目の<EE>は今回初見。
『ロード・オブ・ザ・リング』の頃はすぐに飛びついたものだが、ぶっちゃけ『ホビット』の方はあまり乗り気になれないというか、思い入れが少ないというか。

『ホビット/決戦のゆくえ<エクステンデッド・エディション>』(2014)_e0033570_18112660.jpg単純に『ホビットの冒険』の映画化作品として見ると、かなり暗く重たく感じてしまうし、原作にはない部分(『ロード・オブ・ザ・リング』を踏まえてのやり取りや、そちらへ向けての伏線)が多いのも気になるところ。
先に『ロード・オブ・ザ・リング』が映画化されているので、そちらにトーンを合わせざるを得なかったのはわかるのだが、『ホビットの冒険』の映画化としてこれが最適解だったのかと言われると悩むところだ。

で<劇場公開版>の記憶も薄れているところだが、<EE>はやはりアクションというか戦闘シーンがかなり足されている印象。
実際<劇場公開版>は監督にとって不本意な出来だったようで、こちらの方が決定版ということになるのだろう。
そしてドワーフたちの描写が増えた…はず。

個人的にはドワーフには特に興味を抱いていないので、出番が増えたところで誰だそれ?ぐらいにしか感じないということはあるのだが、トーリンの葬儀からのダインの即位の場面など外すのはどうなのかと思う場面が復活したりで、初心者は勿論のこと<劇場公開版>しか見ていない人にも推したいのは毎度のことだ。

そして映画の最後は予想通りの場面。
ビルボの誕生日にホビット庄を訪れたガンダルフとの再会で、今度はここから『ロード・オブ・ザ・リング』の物語が始まっていく。
<終章>でありながら<序章>でもあり、このまま今度はフロドの旅を見てみたくなるし、そのままフロドの旅を見届け、皆が「中つ国」を去った後の寂しさを埋めるには再びビルボの旅を――と終わらない”円環”の中に閉じ込められてしまいそうだ。

ちなみにこの再会シーン、台詞のやり取りだけで画面にはビルボしか映っていない(しかも途中でフェードアウトしてしまう)。
ガンダルフの姿を敢えて見せなかったのも何か狙いがあったのだろう。
それこそもう一度『ロード・オブ・ザ・リング』を見たくさせるため、とか。
『ホビット/決戦のゆくえ<エクステンデッド・エディション>』(2014)_e0033570_21295310.png
<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/22648424/
https://odin2099.exblog.jp/23113891/
https://odin2099.exblog.jp/28397079/


by odin2099 | 2025-08-12 18:13 |  映画感想<ハ行> | Trackback | Comments(0)

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