『七色仮面/レッド・ジャガー 最後の切り札』(1960)
2025年 10月 03日
24~25話を再編集した<レッド・ジャガー>編の完結編。スパイ組織同士の抗争劇と見せかけて、実は組織内部の勢力争いだった?
怪しい連中ばかり出てくるので、見ていてお話がなかなか頭に入ってこない。
それに七色仮面はピンポイントにしか出てこないし、出て来てもその場を解決するには至らず、窮地に追い込まれて消息不明のまま一旦退場というケースもしばしば。
蘭光太郎もそうだ。
敵も味方もこの探偵を絶対的に信頼し、あるいは最大の障壁と認識しているのだが、純粋に蘭探偵の功績と客観的に作中人物が判断しうる事例は、さてどの程度あるのやら。
この人もしょっちゅう七色仮面同様に生死不明の状況に陥る。
そのまんま物語が終ることもあるけれど、今回は主人公らしく大団円を締め括ってくれているのだけれど。
それにしても蘭光太郎をライバル視していた金有探偵、いつの間にか蘭探偵をアテにしてるし、何なら仲良し状態にまでなっちゃってるのだけれど、どうした心境の変化かな?





