『クラスで2番目に可愛い女の子と友だちになった』#2
2025年 10月 06日
季節はクリスマス、年末年始、そして学年最後のイベント、修学旅行へ。
真樹と海が恋人同士になって一年。二人きりで迎えるクリスマスに、遂に一線を超える…?
まあ、直接的な表現は何もなしで、ただ事後の雰囲気を匂わせるだけなんですが、この作品のトーンにはその方が良いでしょう。
微に入り細を穿つ生々しい描写をされましてもねえ。
一方の夕。
前巻ラストで正式に真樹に告白し、そしてキッチリ振られたことでこれはこれで終わりかと思いきや…
未練タラタラで真樹の前では挙動不審に陥り、海との関係もちょっと微妙に。
こえはこれでアリなのかもなあ。
本来なら彼女が正ポジションでもおかしくない存在なのだし、もっとスポットが当たっても良いくらい。
このまま負けヒロインのままでは終わって欲しくない。
更に新たな出会いがあり、またまた癖強な女性キャラが出て来たけれど、彼女が真樹と海の間をかき回す存在になるのかどうか。
ただ作者が「真樹と海の物語もあと一年」とあとがきに記しているので、高校卒業をもって完結するのだろうか。
卒業して大学進学したら、この二人は同棲生活を始める気満々なので、その二人暮らしぶりも覗いてみたいのだけれども…?





