『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』
2025年 10月 13日
これまで別々の作品で活躍し、時には共闘したヒーローに、今まで接点がなかったヒーロー。バラバラだった彼ら・彼女らヒーローたちが少しずつ集まっていくワクワク感は、最初からずっと<MCU>を追いかけて来て良かったという多幸感を味合わせてくれた。
こんな経験をすることは、もう二度とないのだろうな。
物語の序盤、彼らは別々の場所にいる。
ソーやハルク、ガーディアンズのメンバーはそれぞれ宇宙に、トニー・スタークやドクター・ストレンジ、ピーター・パーカーも自分たちのホームグランドに、ワンダとヴィジョン、それにスティーブ・ロジャースやナターシャ・ロマノフ、サム・ウィルソンは逃亡中で、ローディはアベンジャーズ基地でお留守番、ティ・チャラは勿論祖国ワカンダだ。
そんな彼らに少しずつサノスの魔手が迫る。
そしてヒーローたちは互いの存在を知り連携を図るのだが…
初対面ではコンビネーションが上手くいかなかったり、主義主張が合わずに袂を分かったりで、アベンジャーズも一枚岩ではない。
そこまでの<MCU>の全体のストーリーの持って行き方もお見事だ。
最後はテンション爆上がりからの絶望感。
2時間半という長さを全く感じさせない稀有な作品だ。





