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『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』

『アイアンマン』から始まった(日本では『インクレディブル・ハルク』からだが)<MCU>、そのパズルのピースが一つずつ埋まっていく興奮が直に味わえる一篇。

『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』_e0033570_07521491.jpgこれまで別々の作品で活躍し、時には共闘したヒーローに、今まで接点がなかったヒーロー。
バラバラだった彼ら・彼女らヒーローたちが少しずつ集まっていくワクワク感は、最初からずっと<MCU>を追いかけて来て良かったという多幸感を味合わせてくれた。
こんな経験をすることは、もう二度とないのだろうな。

物語の序盤、彼らは別々の場所にいる。
ソーやハルク、ガーディアンズのメンバーはそれぞれ宇宙に、トニー・スタークやドクター・ストレンジ、ピーター・パーカーも自分たちのホームグランドに、ワンダとヴィジョン、それにスティーブ・ロジャースやナターシャ・ロマノフ、サム・ウィルソンは逃亡中で、ローディはアベンジャーズ基地でお留守番、ティ・チャラは勿論祖国ワカンダだ。

そんな彼らに少しずつサノスの魔手が迫る。
そしてヒーローたちは互いの存在を知り連携を図るのだが…
初対面ではコンビネーションが上手くいかなかったり、主義主張が合わずに袂を分かったりで、アベンジャーズも一枚岩ではない。
そこまでの<MCU>の全体のストーリーの持って行き方もお見事だ。

最後はテンション爆上がりからの絶望感。
2時間半という長さを全く感じさせない稀有な作品だ。


Commented by ピロ EK at 2025-10-13 18:17
今まで観た映画の中で一番は…と聞かれるとコレは(カッコつけて)選択しないのだけど、ホントはコレなのかも知れません。
Commented by odin2099 at 2025-10-13 18:36
> ピロ EKさん

これまでの<MCU>作品を見続けてきた、という前提条件が必要ではありますが、
この作品と『エンドゲーム』の二部作は、映画史に残る(残すべき)作品であると思っています。
『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』がイケたんだから、こちらもアカデミー狙えるんじゃ?
と思うくらいに。
by odin2099 | 2025-10-13 07:54 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(2)

悪文礼賛


by Excalibur(エクスカリバー)
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