『ゆりかごを揺らす手』(1992)
2025年 10月 30日
出産を控えたクレアは、産婦人科医のモットをわいせつ行為で告訴。すると被害を受けたと名乗り出る女性が他にも現れ、追い詰められたモットは自ら命を断った。
モットの妻も妊娠中だったが、夫の死のショックで流産してしまう。
クレアへの復讐を誓った彼女は、半年後、ペイトンという偽名を使いベビーシッターとしてクレアの家で住み込みで働き始める。
子供たちやクレアの夫を手なずけ、夫婦間に不和をまき散らし、邪魔な使用人を策を弄して追い出し、更に彼女の正体に勘付いた者を殺害し、その魔手は遂にクレアに向う。
出演はアナベラ・シオラ、レベッカ・デモーネイ、マット・マッコイ、アーニー・ハドソン、ジュリアン・ムーア、マデリーン・ジーマジョン・デ・ランシー、監督はカーティス・ハンソン。
まもなくDisney+でリメイク版が配信される。
数年前のテレビ放送版で、30年ぶりくらいに鑑賞。
この頃はレベッカ・デモーネイがお気に入りで、『ビジター/欲望の死角』、『三銃士』、『ギルティ/罪深き罪』、『ストレンジャー』、『バックドラフト』とか色々見ていたっけ。
ペイトンは悪女は悪女なのだが、一方では悲劇的な境遇に置かれた哀れな存在でもある。
彼女の夫が本当に性犯罪者だったかどうかは曖昧だが、仮にそうだったとしても単にペイトンの逆恨みとは言いかねる部分がある。
彼女が、一方的に自分が理不尽な目に遭わされたことに納得できないであろうことは想像がつく。
かといって彼女が同情を引くような振る舞いをすることはなく、実に堂々としていて弱さは見せない。
弱々しく装う場面は存在するが、もちろん演技だ。
悲劇のヒロインの要素を併せ持ちながらも、終始サイコキラーとして君臨してるからこそ彼女は輝いているのだ。
そんな可愛らしさと妖艶さを兼ね備えたレベッカ・デモーネイの存在感は、他の出演者全てを食ってしまっているほどで、改めて彼女は魅力的だと感じた。
さて、リメイク版はどんな出来栄えになっているのだろうか。
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