『ゴジラ(1984)』
2025年 11月 02日
そうしたらたまたま手元(!)に、『シン・ゴジラ』を上映してる頃だったかに「午後ロー」で放送した「84ゴジラ」を録画したディスクがあったのでそれを鑑賞。
初めてこの映画を見たのもTV放送の時だったけど、その時とはカット場面が違ったな。
世間一般にはあんまり評判の良くないらしいこの作品だけど、以前にも書いた通り個人的には結構好き。怪獣映画というより災害映画、ポリティカル・サスペンス風味なのが趣味趣向に合ってるみたい。
あの<平成ガメラ>三部作だって、現実に怪獣が出現したらというシュミレーション要素はこの作品からの影響は皆無じゃないと思っているし、『シン・ゴジラ』もその延長線上にある、と睨んでるんだけど、これは贔屓の引き倒しかな。
明確に米ソを物語に関与させた「ゴジラ」映画はこれが初めてだったろうし、豪華な俳優陣を揃えた政治家同士のやり取りは愉しいのだけれども、反対にそれ以外の人間ドラマ、つまり主人公たちの言動が致命的につまらないというのがこの映画の欠点。
もしかすると台本には事細かに書かれていたのに、時間の関係でバサバサ切ったのかも知れないけれど、舌足らずというより意味不明な部分も少なくない。
ゴジラに過剰に感情移入している三田村総理、一人超然としていて人間味が感じられない林田教授、自己中で空気の読めない牧、何を考えてるのかよくわからない奥村兄妹、それに邪魔でしかないカメオ出演者たち。
久々の「ゴジラ」映画だから話題作りとか色々必然性はあったんだろうけどね。
「ゴジラ」所縁のスタッフやキャストが殆ど関わってないことも、ファンには不満なんだろうけれど、それでも新宿の夜景は綺麗だし、あの高層ビル群の風景は好きだし馴染みのある場所だし、そんなこんなもあって今でも「ゴジラ」映画の中では好きな一本なんである。
<過去記事>
https://odin2099.exblog.jp/10526034/
https://odin2099.exblog.jp/25840313/
https://odin2099.exblog.jp/28744127/





