『スーパーマンIV/最強の敵』
2025年 11月 10日
上映に横やりが入り、スタッフやキャストのキャリアにケチがつき、それ以前に製作自体にゴーサインが出ないんじゃなかろうか。
昨今のアメリカを見てるとそんな気がする。
その一方で、もしそういったストーリーやシーンが実現したら、物凄く白けるだろうなという懸念もある。いくらマンガ原作の映画とはいえ、非現実的な絵空事にしか映らないだろうから。
唯一の被爆国ですら現実から目を逸らして、またもや危険な道に踏み出しかねないこのご時世だ。
こんな時、フィクション世界のヒーローは無力である。
てな世迷言はさておき、色々と取っ散らかった印象を受ける映画である。
マンガ映画といえどもなんでもアリっていうワケにはいかない。
先ほどから明示した真面目な部分と、これまでの『スーパーマン』(特に3作目)らしい大ぼらを吹いてる場面、それらが混然としているのでどう受け止めて良いものやら。
賛否両論というよりどっちかというと「否」が多そうなこの作品への評価は、その辺りが原因なんじゃないかと推測する。
ただ、そんな中でも素晴らしいのはスーパーマンとクラーク・ケントの一人二役の演じ分けだろう。
クリストファー・リーブの芝居巧者ぶりが十二分に光っている。
もうあと1本か2本は演じて欲しかったし、スーパーガールやバットマンとの共演も見たかった。
マイケル・キートン主演の『バットマン』が公開されるのはこの2年後だから、機運が盛り上がっていたなら更にっその2~3年後くらいにリーブのスーパーマンとキートンのバットマンが共演するヒーロー映画が見られたかも?
などと妄想は捗るのであった。
【ひとりごと】
以前ジョン・ウィリアムズの音楽っぽくないと書いたけれど、諸事情で本格的には参加しておらず、アレクサンダー・クーリッジがスコアをまとめてアレンジしたらしい。
そう、最初のTV版『スター・トレック』のテーマ曲を作った人。
他にもウィリアムズやジェリー・ゴールドスミスのアレンジも手掛けており、共に”盟友”と呼ぶべき間柄のようだ。
<過去記事>
https://odin2099.exblog.jp/8190346/
https://odin2099.exblog.jp/24225372/





