『彼女のくちづけ 感染するリビドー』(2025)
2025年 11月 12日
怪我で入院している女子高生の早奈は、同じく入院中の少女・綾音と出会い、親しくなっていく。そしてある日綾音からキスされたことで、早奈の心は大きく揺れ動く。
やがて退院した早奈を迎えた親友の美晴は、自分の知らない、綾音と一緒にいる時にだけ見せる早奈の表情に戸惑いを覚える。
寄田みゆきのコミックを山岸謙太郎が監督した作品で、出演は渡邉結衣、鵜川もえか、原田えりか、新嘉喜由芽。
ショートムービーが2022年から2024年まで製作されていたが、ストーリー展開に違いがあるようなので単純にショートムービーを再編集した訳ではなく、また劇場版製作に当たって新規撮影も行っているようだ。
登場人物は4人だけで、その関係も割と単純だ。
早奈にはみっちゃん(美晴)とえっちゃんという中学からの仲の良い友人がいる。
入院生活に退屈していた早奈は、院内でよく見かける綾音に声を掛け、そこから二人は親しくなる。
お見舞いに来たみっちゃんとえっちゃんに綾音を紹介しようとする早奈だったが、綾音は突然不機嫌に。
綾音は早奈と友人ではなく特別な関係を望んでいたのだ。
退院してからも恋人同士としての関係を続けている早奈と綾音。
そんな二人をえっちゃんが茶化し、みっちゃんは自覚のないまま嫉妬の感情を抑えきれず、綾音はみっちゃんの想いに気付き……
特に事件が起こるわけでも、メインとなる4人の関係性が大きく変わるでもなく、ただひたすら純粋な少女の心情が描かれるのみ。
ここまでシンプルでストレートな百合映画というのも、他にはないかもしれない。





