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『向かいのしごでき後輩は、ベランダで甘えたい』 七転

『向かいのしごでき後輩は、ベランダで甘えたい』 七転_e0033570_21110423.jpg平凡な社会人生活の唯一の楽しみは、夜のベランダでひとり晩酌をすること。
そんな俺の向かいに住んでいたのは、可愛さと仕事ぶりから会社内でも人気の高い後輩・白帆羊だった!? 
「せんぱい。また仕事終わりに、ここで一緒に飲みましょうよ」
数多の男性からの誘いをさらりと断る白帆の無防備な笑顔。
俺にだけ懐く理由は分からぬまま。
仕事終わり、ベランダ越しのふたり晩酌は、いつしか日常の楽しみになっていって……。
「会社でだめなら、ベランダでは甘えさせてくださいね?」
後輩以上、恋人未満。
――今は、そんな距離感が心地よい。
疲れた日々へのご褒美みたいな、じれ甘ベランダラブコメ。

WEB掲載時は『ただ、向かいに住む後輩とベランダで』というタイトルだったのが、書籍版では改題。
といっても書籍版が刊行された後も、WEB版はそのまんまなのでちょっとややこしいし、前のタイトルの方が正直好きだったなあ。

『月の見えない夜に、街を泳ぐくらげに恋をした』、『この結婚を偽装と言うならそれでいい』『今年のツンデレ同僚はひと味違う』、『以上、元恋人の提供でお送りしました!』、『街を歩くなら君とがいい』…と「カクヨム」に掲載されているこの作者の社会人ラブコメは大体読んだけれど、基本的なパターンは決まっている。

主人公というか語り部も、もし実写ドラマ化するなら全部同じ俳優さんで行けそうなくらい似たり寄ったりの雰囲気だし、ヒロインも同期、後輩、先輩もしくはライバル(?)と3人ほど用意してもらえれば賄えそう。

というとワンパターンでつまらなそうなイメージを与えてしまいそうだけれども、肉付け(味付けと言った方が良いかな)の段階で色々と飽きさせない工夫がされているので、出された料理はそれぞれ違った味がして美味しいので、また店に来たくなる。
続きが読みたくなるし、他の作品もお替りしたくなる。

この書籍版は実はWEB版の途中までで、まだ二人は付き合うところまで行っていない。
続巻は売れ行き次第みたいなのだが、そもそも主人公は白帆から「先輩」と呼ばれているけれど名前が明らかになっていない。
名前呼びの二人のシーン、読みたいなあ。

またWEB版では同じ作者の『営業課の美人同期とご飯を食べるだけの日常』とのコラボシーンがあり、主人公同士の共演シーンがあったのだが書籍版ではカットされてしまった。
片やスニーカー文庫、片や電撃文庫とレーベルが違うからというのも理由の一つかもしれないし、ボリュームの関係もあったのかもしれないけど、同じ角川なんだし何とかコラボ場面を復活させて欲しいものだ。
それに有とひよりの”その後”も気になるし。
by odin2099 | 2025-11-14 21:13 | | Trackback | Comments(0)

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