『エイリアン/コヴェナント』(2017)
2025年 12月 02日
人類初の宇宙移住計画により、2000人の入植者を乗せて宇宙船コヴェナント号は新たな植民地となる惑星オリガエ―6を目指していた。ところが突然のアクシデントで、船長が命を落としてしまい、その直後コヴェナント号は謎の電波を受信する。
船長代理となったオラムは、亡くなった船長の妻であるダニエルズの反対を押し切り、進路を変更して電波の発信元である近くの惑星へと向かう。
オラムやダニエルズを含む調査隊が惑星の探索を進めるうちに、そこは目的地よりもはるかに地球の環境に似ており新たな楽園と思われた。
だが、それは人類の生存を賭けた想像を絶する戦いのはじまりだった…。
『プロメテウス』の続編だが、タイトルに『エイリアン』が戻ってきた。
そしてタイトルバックには馴染みのあるフレーズが…。
監督はリドリー・スコット、出演はマイケル・ファスベンダー、キャサリン・ウォーターストン、ビリー・クラダップ、ダニー・マクブライド、デミアン・ビチル。
『エイリアン』としては6作目になる。
いきなりヒロインの夫(船長)の黒焦げの死体は出て来るわ、エイリアンが出て来ると乗組員はバタバタと死んでいくわ、しかも皆あまりキャラが立ってないので、次に誰が殺されるかわからないものだから、ミステリー・サスペンス物としても結構面白い。
相変わらずアンドロイドは胡散臭く、善悪どちらにも転びかねないジョーカー的存在になっている。
というかファスベンダーが前作にも登場したデヴィッドと新顔のウォルター、2体のアンドロイドの二役を演じていて、これが入れ替わったりするのだから始末が悪い。
前作の生き残りだったエリザベスがあっさりと死んだことにされてるのは、これはシリーズのお約束?
毎回一応はハッピーエンドっぽく終わるのに、いざ次回作が作られるとその結末を否定するかのような状況設定に。
尤も今回のラストは明確なバッドエンドで、これは珍しい。
残ったアンドロイドがウォルターだったのかデヴィッドだったのか、もう少し暈し(登場人物は気付かず)観客の判断に委ねても良かったように思う。
珍しいといえば、1作目から隠れたエロティシズムに彩られていたシリーズだが、初めて明確な形でヌードシーンが出て来た。
今回のメインクルーは基本夫婦で構成されてるということもあるのだろうが、全裸でシャワーを浴びていると、そこへエイリアン登場!
カップルがイチャついてるとクリーチャーに襲われるというのはホラー映画の定番か。
お陰でバストトップがチラ見えしたり、しなかったり…。
キャリー・ヘルナンデスという女優さんで『ラ・ラ・ランド』や『ブレア・ウィッチ』、『アンダー・ザ・シルバーレイク』なんかに出てるらしいなかなかの美人さん。
作品の評価はあまり芳しくないような声も聞くけれど、個人的には前作の『プロメテウス』よりは楽しめた。
時系列的にはこの後に来るのが配信ドラマの『エイリアン:アース』になるみたいだが、この作品の直接の続編もちょっと見てみたい。





