『水曜日に抱かれる女』(1993)
2025年 12月 03日
妻と離婚したばかりの若手建築家のレイは、パーティの席上で魅力的な女性リーナと出会って恋に落ち、やがて再婚する。子供も生まれ幸福な生活を送っていたのだが、だがある日彼女をシシーと呼ぶ女性と遭遇、リーナは人違いだと説明するのだが、そこからレイは少しずつリーナの言動が気になりだす。
やがてレイはリーナの過去とシシーが本名であることを知り、更に浮気の証拠も掴んだことで激情にかられるのだが、反対に妻に暴力を働いたということで精神病院へ収監されてしまう。
脚本・監督はニコラス・カザン、ジェームズ・スペイダー、メッチェン・アミック、ベス・アームストロング、フレデリック・レーン、テリー・ミラー出演のエロティック・サスペンス。
直接的には『氷の微笑』の大ヒットがトリガーになったのだろうが、この時期はやたらとエロティック・サスペンス物が多かった印象がある。
リーナは最初からレイをターゲットにし、偶然を装って接近したということなのだが、それ以前に「一目惚れしていた」とか何とか云いだすし、レイに疑念を持たれた際の言い訳も説得力が乏しいし、目的が本当にレイの地位や財産目当てだったのかとか、一体どこからどこまで計算づくだったのかは不明。
なんせ結婚生活で子供を二人も生んでるんだから、そこまで回りくどいことするか?(父親がレイではなく不倫相手かも?と匂わせてはいるのだが)
レイもレイで、妻を疑う割に否定されるとあっさり引き下がるのだが、しばらく経つとまた疑うしの繰り返し。
前妻との離婚の理由も明らかになってない(裁判では何も主張せず、全面的に妻の申し立てを受け入れている)ので、そもそも結婚生活に不向きで、リーナに対しても過剰に反応したと考えることも出来そうだ。
リーナが疑惑を持たれていく展開があまりうまくないのと、決着の付け方が意外でかつあっさりし過ぎのように感じた部分を除けばそれなりに見られる作品。
最大の見どころは勿論メッチャン・アミックのセクシーな衣装とヌードシーンだ。





