人気ブログランキング | 話題のタグを見る

『追跡者』(1998)

『追跡者』(1998)_e0033570_21464513.jpg元CIA特殊工作員のシェリダンが殺人事件の容疑者として逮捕された。
その護送機には連邦副保安官のジェラードが同乗していたが、機内でシェリダンは他の囚人に殺されかけ、その騒ぎの中で期待は損傷、護送機は不時着する。
その事故に乗じてシェリダンは逃亡しジェラードが追跡することになるのだが、その捜索には国務省外交保安局の捜査官ロイスも加わることになった。

『逃亡者』の続編というかシリーズ第2弾で、前作で主役を食ったトミー・リー・ジョーンズが晴れて主役を乗っ取った、といったところ。
強面一辺倒だった前作に比べ、今回は多少人間味が増したというかコミカルな側面も見せるようになったのは、個性的な脇役から主役を張るタイプにキャラクターそのものが変化したからだろう。

ストーリーは基本的には『逃亡者』と同じで、犯罪者を追うのが”U.S. Marshals”(原題でもある)の仕事だからどう作ろうが同じようになるのは仕方ない。
ただリチャード・キンブルと違って、今回のマーク・シェリダンには共感出来ないから見てる方が辛い。
秘密任務に従事していた過去は恋人にも伏せているため、結局シェリダンがどういう人物なのかが見ている方にはわからないのだ(ぶっちゃけ、シェリダンがシロかクロかもわからない)。

その分ストーリーをかき回す役回りなのがロイス捜査官で、演じているのがロバート・ダウニーJr.なだけに一筋縄では行かない存在に。
序盤から胡散臭さ全開なので、敵か味方か何らかのキーパーソンかと思わせ、終盤で更にどんでん返しがあるのだが、そもそも誰が何のために仕組んだのかが分かりづらいので、最後に真相が明らかにされても「ハイ、そうですか」とは納得するには至らない。

こちらも公開時に劇場で見て以来で、やはり二年くらい前に「午後ロー」で放送していたヴァージョンで再鑑賞。
やはり130分超えのものを2時間の放送枠に収めているのだが、これくらいコンパクトな方が楽に見られる。

主演はトミー・リー・ジョーンズとウェズリー・スナイプス
前作からはジェラードの部下たちが何人か続投しているのと、女っ気が殆どなかった前作に比べてシェリダンの恋人とジェラードの女上司がメイン格で登場している。
監督はスチュアート・ベアード。
ロバート・ダウニーJr.は『アイアンマン』に出演する10年ほど前で、今に至るまでアクション俳優としてのイメージはなかったのだが、本作では結構軽快に走り回っているのが新鮮だ。

それにしても二度続けて無実の人間を追っかけてるサム・ジェラード副保安官って、ホントに優秀なのかなあ?とふと疑問が。


by odin2099 | 2025-12-30 21:48 |  映画感想<タ行> | Trackback | Comments(0)

悪文礼賛


by Excalibur(エクスカリバー)
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28