『冒険者たち/ガンバと7匹のなかま』(1984)
2026年 01月 18日
斎藤惇夫の児童文学『冒険者たち ガンバと15ひきの仲間』の劇場用アニメ化作品、というよりTVシリーズ『ガンバの冒険』全26話の総集編で、完全新作の『グリックの冒険』に続いて映画化された。後に『ガンバとカワウソの冒険』も映画化されたので、三部作全てがアニメ化されたことになる。
<『ガンバの冒険』放送50周年記念上映>ということでリバイバル上映されたので、今回はそちらを鑑賞。
TV版の放送が1975年の4月から9月で映画版の公開が84年の3月だから、実に十年近く経過してから作られたことになる。
映画化に際して、箔を付けるためだか何だか知らないが、当時はちょくちょくあった外部から第三者をスタッフに招聘することもせず、枝葉をそぎ落として原作に忠実なお話に仕立てているかと思いきや然に非ず、むしろアニメオリジナルストーリーをしっかり残すなどの拘りが感じられる。
当時のキャストを集めて再アフレコを敢行、おざなりの総集編ではなくきちんと一本の映画として面白い。
実は今回劇場で見るのは30数年ぶり2回目なのだが(前回は三本立ての<ガンバの冒険大会>で見た)、1時間半があっという間だった(監督はTV版のメインディレクターだった出崎統)。
リメイク版の『GAMBA/ガンバと仲間たち』も良かったけれど(興行的には惨敗だったと聞くが)、どっちがより面白いかと言われたら「思い出補正」込みでこちらに軍配が上がる。とはいっても小説は未読なのでどちらが原作に近いのかは比較できないし、再放送も見た覚えがないので「思い出」で「補正」するほど『ガンバの冒険』は覚えちゃいないんだけれども…?





